スポーツや身体を動かすことが好きで、スポーツジムでアルバイトをしたいとお考えの方もいるでしょう。
しかし、スポーツジムのアルバイトに応募しても落ちてしまうことがあります。何度も落ちる場合はなにかしらの原因が考えられるため、改善を試みましょう。
この記事では、スポーツジムのバイトに落ちる原因や、受かるためのポイントなどを解説します。スポーツジムでバイトや就職を考えている方は、参考にしてください。
スポーツジムのアルバイトに落ちる原因
スポーツジムのアルバイトに限らず、申込んでも履歴書や面接、経験などが原因で落とされることがあります。
アルバイトに落ちる原因として考えられる、以下のポイントを解説します。
- 履歴書に原因がある
- 面接時の対応に原因がある
- 経験やスキルに原因がある
ご自身の履歴書や面接を振り返りつつ、ポイントを参考に改善しましょう
履歴書に原因がある
アルバイトの面接時には履歴書を持参、あるいは事前に履歴書を送付し、通過した場合のみ面接に進めることが一般的です。
どちらにしても履歴書を作成する必要がありますが、次のような原因によって履歴書で落とされる可能性があります。
- 文字が汚い
- 内容が読みづらい
- 空欄が目立つ
- 用紙が汚れている
- 誤字が目立つ
- 写真の貼り忘れ
履歴書は相手に読んでもらうために作成しますが、文字が汚い、内容が読みづらい場合では最後まで読んでもらうことが難しい可能性もあります。
また、履歴書の志望動機が極端に短かったり、記載が必要な項目に空欄が目立ったりすると、好印象にはなりません。更に、鞄へ雑に入れて用紙にしわをつける、適当に扱って汚すなどのことも避けましょう。
ほかにも、誤字や写真の貼り忘れといったミスがあると、印象が低くなる可能性があるため、注意しましょう。
面接時の対応に原因がある
履歴書に問題がなくても面接時の対応に問題がある場合には、アルバイトに落とされる可能性があります。
面接ではアルバイト希望者の言葉遣いや身だしなみ、態度などを面接官はチェックしているため、次のポイントに注意しましょう。
- 面接の申込みや志望動機の話し方
- 面接を受ける際の身だしなみ
- 扉を開けるときや座るときの態度
意外と見落としやすいことが、面接の申込み時の電話対応です。電話の時点で話し方が失礼だと、面接を始める前からマイナスの評価となってしまうため、丁寧で失礼のない話し方を心がけると良いでしょう。
また、面接時にはアルバイトで実際に働く際の姿をイメージしやすいように、服装や髪型を整えることが大切です。バイト先の雰囲気と合わないと印象を下げる恐れがあるため、事前に店舗に行ったり、ウェブサイトで確認したりしましょう。
更に、面接時はきちんと挨拶をする、敬語を使う、姿勢を正すといった基本的なことにも注意します。バイトの面接に慣れていない方は、ご自宅で鏡やスマートフォンを使って、挨拶や態度、話し方をチェックしておくと安心です。
経験やスキルに原因がある
アルバイトとはいえ、一定のスキルが求められる場合があります。アルバイト先が求めている基準に達していないと採用されません。
とくにスポーツジムのアルバイトでは、これまでの経験や、働くのに適した体型であることなどが求められる可能性があるため、次のポイントをチェックしましょう。
- トレーナーとしての経験やスキル
- フィットネスに関連した資格
- 引き締まった身体
また、経験や能力だけでなく、募集要項との不一致も原因として考えられます。
たとえば、土日勤務できる方を求めているのに平日勤務のみを希望したり、トレーナーを求めているのに事務スタッフを希望したりすると、採用されるのは難しいでしょう。
スポーツジムのアルバイトに受かるためのポイント
スポーツジムのアルバイトに受かるためのポイントは以下のとおりです。
- 履歴書を丁寧に書く
- 身だしなみを整える
- 面接での回答を考えておく
それぞれを順番に解説します。
履歴書を丁寧に書く
最初に気を付けるべきポイントは、履歴書を丁寧に書くことです。
履歴書を丁寧に書くことで、相手に「真面目」「仕事も丁寧にやってもらえる」といった好印象を与えられます。そのため、履歴書を書く際は、次のポイントを意識しましょう。
- 丁寧で読みやすい字体で書かれているか
- 簡潔にまとめているか
- 誤字脱字はないか
履歴書を書く際に重要なことは、丁寧で読みやすい字で書いてあるかどうかです。内容が長くても、字が読みやすければ好印象を与えられます。
また、志望動機や長所などを書くときは簡潔にまとめておき、最後に誤字脱字がないかチェックしましょう。
履歴書を丁寧に書くことができたら、写真を貼りつけ、封筒やクリアファイルなどに入れて持ち運ぶことをおすすめします。
身だしなみを整える
面接と聞くとスーツを思い浮かべる方もいるかもしれませんが、基本的に、アルバイトの面接は私服でおこなうことが多いです。
そのため、私服を着てアルバイトの面接を受けること自体に問題はありませんが、清潔感のない服装は相手に悪印象を与える可能性があるため、注意が必要です。
清潔感のある服装として、次のポイントを意識しましょう。
- 寝癖を直す
- 服のシワを伸ばす
- 靴の汚れを落とす
- 派手な柄や色は避ける
スポーツジムのアルバイトでは、元気で明るい健康的なスタッフを求める傾向があるため、体調などを整えて面接に望みましょう。
面接での回答を考えておく
スポーツジムのアルバイトの面接時には、次のようなことを質問されると想定し、回答例を考えておくと良いです。
質問例 |
回答例 |
志望動機 |
私はスポーツが大好きで、健康やフィットネスに対する関心が高いです。スポーツジムの一員となり、利用者の皆さまが目標を達成する手助けをしたいと考えています。 |
シフト |
私は大学生のため、平日は夕方から夜間まで、土日は午前中からシフトに入ることができます。ただし、学業を優先したいときがあります。 |
過去のバイト経験 |
以前、飲食店でアルバイトしており、ピーク時でも効率よく業務をこなしていたため、対応力と体力に自信があります |
スポーツ経験 |
高校までサッカーをしており、チームプレイの重要性や努力する姿勢を身に付けました。 |
質問にスムーズに答えられると面接で好印象を与えることができるため、事前に考えておきましょう。
スポーツジムのアルバイトが担当するおもな仕事内容
スポーツジムによって募集している仕事内容は異なりますが、代表的な内容は以下のとおりです。
- フロントでの受付
- スポーツジム内の清掃
- トレーニング指導
それぞれを順番に解説します。
フロントでの受付
受付とは、スポーツジムのフロントで待機して来館者の対応をおこなう業務です。入会の手続きや施設の利用方法の説明、施設の見学者対応、レッスンの予約管理、入退館の記録などをおこないます。
ジムによっては来館者の対応以外に、商品の販売や電話での問い合わせにも対応するため、ある程度のコミュニケーション能力が求められます。
スポーツジム内の清掃
清掃とは、スポーツジム内のゴミや汚れを掃除する仕事です。トレーニングルームや更衣室の掃除以外に、マシンの消毒や点検、トイレ掃除なども含まれます。
お客さまに気持ち良く過ごしてもらうためにも大切な業務です。なおかつ、マシンやトレーニング機器の点検を怠ると、重大な事故につながる可能性があるため注意しておこないましょう。
トレーニング指導
トレーナーとして採用された場合は、お客さまに対してトレーニングの提案や指導がおもな仕事です。
トレーニングマシンの正しい使い方や有効なトレーニング方法を教えたり、安全面の監視をおこなったりします。スポーツジムのアルバイトでは募集が多く、重要な仕事です。
ただし、スポーツジムによっては募集要項にトレーナーとしてのキャリアや資格を要求する場合があり、指導するための知識や技術が不足している方は採用されない可能性があります。
仕事内容に応じた知識・スキルを習得することも大切
前述のとおり、スポーツジムのアルバイトの仕事内容は多岐にわたります。
アルバイトに受かるためには、仕事内容に応じた適切な知識やスキルを習得することも有効だと覚えておきましょう。
トレーナーとして働く際に求められる能力とは
スポーツジムのアルバイトで、とくにトレーナーとしての採用を希望するなら、次のような知識やスキルを身に付けていると有利です。
- 基本的な身体能力
- きちんと健康管理ができる能力
- トレーニング・栄養・身体の幅広い知識
トレーナーはお客さまの目標や体型などから適切な運動メニューを提示したり、トレーニングが安全におこなわれているか確認したりする役割を持ちます。
そのためには、ある程度の身体能力や健康管理ができる能力のほかに、トレーニングのやり方や栄養、身体のしくみなどの知識を身につけることが重要です。
また、トレーナーやフロント業務ではお客さまと対峙するため、スポーツジムのアルバイトはコミュニケーション能力も求められます。
本格的にトレーナーを目指すならスクールに通うのもひとつの手段
本格的にトレーナーを目指すなら、トレーナー育成スクールに通うことも検討しましょう。
トレーナー育成スクールとは、スポーツジムやパーソナルジムなどで働くことを希望する方を指導・育成する学校です。スクールによりますが、未経験者でも勉強でき、フィットネスに関連した資格を取得できる場合もあります。
アルバイトでもトレーナーとして働くことはできますが、トレーナー育成スクールで必要な知識や技術を磨き、資格を取得すれば、正社員として採用される可能性が高まります。
トレーナーは身につけている知識や技術が外見やキャリアからわかりにくいですが、資格を取得していれば対外的に示すことができるため、スポーツジムのバイトや就職時に役立つでしょう。
まとめ
スポーツジムのアルバイトには、受付や清掃、トレーナーなどの業務内容があります。
アルバイトに落ちた場合は、履歴書の書き方や面接での応答、態度などを見直しましょう。
また、本格的にトレーナーとして働きたいなら、トレーナー育成スクールへの通学や資格取得がおすすめです。
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