パーソナルトレーナーの仕事がきついと耳にしたことはありませんか。
パーソナルトレーナーはダイエットなどの目的にあわせて、運動だけでなく食事などの生活、トータルをサポートする職業です。
さまざまな知識やご自身のボディメイクも必要になること、多くのニーズに応える必要があることなどから、きついといわれる場合もあります。
この記事ではパーソナルトレーナーの仕事がきついといわれる理由や改善方法、パーソナルトレーナーに向いている方について解説します。
パーソナルトレーナーに興味がある方、目指している方は参考にしてください。
パーソナルトレーナーとは?
パーソナルトレーナーとは、トレーニングの指導をおこなう指導者のことです。指導内容は運動面だけでなく、食事面などの生活全般のサポートもおこないます。
トレーニングの目的はダイエットや筋肉をつけたいなどその方によって異なるため、目的に合わせたトレーニング内容の指導をおこなうことも、パーソナルトレーナーの大切な仕事のひとつです。その方の生活スタイルに合わせた指導方法が必要になることから、幅広い知識が必要になります。
パーソナルトレーナーの仕事がきついといわれる理由と本音
パーソナルトレーナーの仕事がきついと耳にすることがあるかもしれませんが、それには以下に解説するような理由があります。
学ぶべきことがたくさんある
パーソナルトレーナーは運動面や栄養面などの生活をトータルでサポートします。そのため、トレーニング知識だけでなく栄養学や解剖学、生理学などの知識も必要です。
また、接客業でもあることから、接客方法や心理学などの知識も持っておくと、お客さまとの信頼関係を築くのに役立つでしょう。
多様なニーズへの対応が求められる
パーソナルトレーニングの目的はその方によってそれぞれです。よく聞く目的はボディメイクですが、そのほかにダイエットや筋肉を増やす、リハビリ、健康維持、パフォーマンス力の向上などの目的もあります。
パーソナルトレーナーはさまざまな目的にあったトレーニングや生活面の指導をおこなうことから知識と技術が必要になり、きついといわれる場合もあるでしょう。
土日出勤や夜遅くまでの勤務形態が多い
パーソナルトレーニングジムでは、仕事後の利用のためにお客さまが夕方から夜遅くにかけて増えるため、終業時間が遅くなります。シフト制が採用されているジムが多く、12~22時勤務などが主流です。すると仕事後に予定が組みにくくなり、ご自身の時間を確保しにくくなります。
また、休日にジムを利用するお客さまのために、土日は営業しているジムがほとんどであり、トレーナーは土日出勤になることも、きついといわれる理由のひとつです。
大きな責任のある仕事である
パーソナルトレーナーはお客さまの健康を左右する仕事です。そのためご自身の知識や技術がなければ、結果が出ないどころか怪我をさせてしまうなど、取り返しがつかなくなる可能性もあります。
一方で、結果が出たときには心からの感謝をもらえるやりがいあふれる仕事ともいえます。
キャリアの選択肢が少ない
パーソナルトレーナーという職業はまだまだ発展途上のため、キャリアの選択肢は多くありません。
一般的なキャリアアップ方法は、ジムに所属して店長職などを任せられるか、育成担当に回る、独立するなどが主流です。今後、発展していく業界であり、長期のキャリア形成においては、伸びしろがあります。
パーソナルトレーナーという仕事を楽しむ方法
パーソナルトレーナーの仕事がきついと感じる理由はいくつかありましたが、「きつい」理由を改善する方法もあります。ご自身のスキルアップにもつながる内容であるため、参考にしてください。
勉強熱心なトレーナーのいる環境で働く
同じ目標や悩みを持ったトレーナーがいる環境で働くと、お互い切磋琢磨し合って成長につながります。パーソナルトレーナーの勉強に終わりはありません。そのため、お互いを高め会える存在が重要です。
国際認証資格を取得する
もしパーソナルトレーナーとして、指導方法の幅を増やしたい、または知識不足を感じているならば、パーソナルトレーナーに必要な資格を取るのが良いでしょう。
NSCA-CPTなどといった、国際的に認証されたカリキュラムのある資格を取得すると、知識の基盤ができあがります。勉強方法を身につけると勉強の効率があがり、必要な知識を身に着けやすくもなるでしょう。
お客さまとの関係性を大切にする
パーソナルトレーナーはお金をいただいてサービスを提供する側ですが、お客さまから学ぶことも多くあります。お客さまと向き合い、学びを得ようとすることで、指導にやりがいを持つことができ、お客さまの結果にもつながるでしょう。
自身のトレーニングを継続する
トレーニングを提供するからにはご自身がトレーニングを楽しみ、継続することが大切です。そしてお客さまの見本となるような身体作りも求められます。
忙しい日々の中でご自身のトレーニング時間まで確保するのは難しい場合もあるかもしれません。しかし、ご自身でも日々のトレーニングを楽しみながら継続しましょう。
パーソナルトレーナーに向いている方の特徴
パーソナルトレーナーに挑戦したいと考えている場合にはぜひ挑戦してほしいのですが、「パーソナルトレーナーが向いているのか」と考える場合もあるでしょう。この項目ではパーソナルトレーナーに向いている方の特徴を3つあげて解説します。
トレーニングが好き
トレーニングをメインで指導していくパーソナルトレーナーは、ご自身もトレーニング好きであることが大切です。
お客さまにとってより良いトレーニングを提供するためには、ご自身がトレーニングに興味を持って実践する必要があります。実際にトレーニングを体験したうえで、どのようにお客さまに指導していくのかも考えられるでしょう。
お客さまの気持ちに寄り添える
お客さまとのかかわりも重要なパーソナルトレーナーは、気持ちに寄り添えることも大切です。
目的を持ってトレーニングを続けていくと、常に順調に進んでいくわけではなく、ときには悩みや挫折を感じることもあります。その場合、マンツーマンで指導してくれるパーソナルトレーナーが悩みに寄り添ってくれると、トレーニングを続けてみようかなと感じるものです。
反対に悩んだときに相談できない関係であれば、トレーニングの結果が出ないときに挫折してトレーニングを止める結果につながりかねません。
お客さまとしっかりコミュニケーションを図り、変化を感じたらみずから声を掛けるような対応をしましょう。こういったことが苦痛に感じない方は、パーソナルトレーナーに向いていると考えられます。
学習意欲がある
パーソナルトレーナーは、常に知識をアップデートしていく必要があるため、学習意欲がある方に向いています。トレーナーになる前に学んだことも期間が経つと内容が変わります。経験を積んでいくうちに足りない知識も明らかになるため、勉強する機会も増えるでしょう。
パーソナルトレーナーとしての知識の証明につながる資格もいくつかあるため、常に勉強する姿勢が大切です。
まとめ
パーソナルトレーナーがきついといわれる理由や、楽しみながら働く方法はご理解いただけましたか。
パーソナルトレーナーはお客さまのニーズに合わせるために学ぶことが多く、大きな責任がある仕事のため、きついといわれる場合もあります。
しかし、ご自身もトレーニングが好きでお客さまの気持ちに寄り添える方や、学習意欲がある方はぜひパーソナルトレーナーに挑戦してみてください。
最近ではジムに所属して働くだけでなく、フリーランスとしてジムを掛け持ちしたり、開業したりとパーソナルトレーナーが活躍できる場は広がっています。
ご自身に合った方法を考え、パーソナルトレーナーとして楽しく活躍してください。
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※2023年実績