ストレッチに関連した仕事の多くは資格を必須としていません。しかし、一部の仕事によっては国家資格が必要な場合があるため注意が必要です。
また、ストレッチに関する資格を持っていることはいくつかメリットもあるため、資格取得を検討しておくと良いでしょう。
この記事では、ストレッチに関する資格を持つメリットや、資格を活かせる職業などを解説します。ストレッチに関する資格に興味がある方は参考にしてください。
ストレッチを仕事にするために資格は必要?
基本的に、ストレッチが関連している以下のような仕事に就くために必要な資格はありません。
- セラピスト
- インストラクター
- パーソナルトレーナー
ストレッチに関する仕事は、国や特定の団体が法的な資格要件を定めていない傾向があります。そのため、特別な資格は必要ない場合が多いです。
一部の仕事は国家資格が必要
ストレッチが関連している仕事の多くは資格が不要ですが、一部の仕事には国家資格が必要です。
- 理学療法士
- はり師
- きゅう師
- あん摩マッサージ
- 柔道整復師
上記のような医療系の仕事では国家資格が必要になります。それぞれの仕事で求められる技能や資格は異なるため、上記の仕事に就きたいと考えている方は事前に確認しましょう。
ストレッチに関する資格一覧
ストレッチに関するおもな資格は以下のとおりです。
- ストレッチングエクササイズインストラクター
- パーソナルストレッチトレーナー
- ストレッチングインストラクター
- 疲労回復インストラクター
- PNFストレッチ
上記を順番に解説します。
ストレッチングエクササイズインストラクター
ストレッチングエクササイズインストラクターとは、日本フィットネス協会が認定している資格です。
取得要件 |
グループエクササイズインストラクター、またはインストラクター・トレーナーを目指す18歳以上の方 |
合格率 |
89.4%(2021年度)※1 |
取得までの費用 |
状況により異なる |
本格的なストレッチの方法を指導したり、ヨガやピラティスのやり方をアドバイスできたりする技能を証明する資格です。
なお、ストレッチングエクササイズインストラクターは「グループエクササイズフィットネスインストラクター」の種目のひとつです。
中級レベルのベーシックインストラクターと上級レベルのインストラクターにわかれているため、受験する際は間違えないように注意してください。
※1 出典:JAFA 公益社団法人日本フィットネス協会「GFI受験について 」
パーソナルストレッチトレーナー
パーソナルストレッチトレーナーは国際ボディメンテナンス協会が認定している資格です。
取得要件 |
国際ボディメンテナンス協会に会員登録してカリキュラムを受ける |
合格率 |
不明 |
取得までの費用 |
1級:132,000円(税込)
2級:118,800円(税込)
3級:108,900円(税込) |
触診法や姿勢チェック、ストレッチテクニックなどの、ストレッチにおける必要な技術を習得し、身体理論に基づいたストレッチを提供できる資格になります。
国際ボディメンテナンス協会は美容や健康などのボディメンテナンスに特化した協会です。パーソナルトレーナーや整体師として活躍している方も受講しています。
ストレッチングインストラクター
ストレッチングインストラクターとは、日本ストレッチング協会が認定している資格です。
取得要件 |
ストレッチングトレーナーパートナー(CSTP)とストレッチングトレーナーセルフ(CSTS)の両方の認定者 |
合格率 |
不明 |
取得までの費用 |
52,800円(税込) |
通常のパートナーストレッチングに加えて、機能解剖学的根拠にもとづく豊富なバリエーションの指導がおこなえる資格です。
なお、ストレッチングインストラクターの取得には日本ストレッチング協会が認定しているストレッチングトレーナーパートナーとストレッチングトレーナーセルフの両方を取得しておく必要があります。
疲労回復インストラクター
疲労回復インストラクターとは、日本能力開発推進協会が認定している資格です。
取得要件 |
認定教育機関での全カリキュラムを修了する |
合格率 |
不明 |
取得までの費用 |
カリキュラム受講料:認定教育機関による受験料:5,600円(税込) |
疲労に関する基本的な知識を身に着けており、疲労回復のためのストレッチや食事法、マインドなどを指導できる証です。
カリキュラムはご自宅で進めることができ、受験も在宅でおこなえます。そのため、仕事や家事で忙しい方でも取得しやすい資格になります。
PNFストレッチ
PNFストレッチとは、一般社団法人日本PNFテクニック協会が認定している資格です。
取得要件 |
講習会に参加して技能試験を受ける |
合格率 |
不明 |
取得までの費用 |
55,000円(税込)
※オンラインの場合は39,500円(税込) |
PNFとはProprioceptive Neuromuscular Facilitationの略称で、クライアントに負荷をかけずに動かしにくくなった筋肉や関節へ神経を活用して再教育するという、アメリカのリハビリテーションを応用した運動療法です。
一般社団法人日本PNFテクニック協会では、ストレッチ以外にも筋膜リリースや小顔矯正などの講習会も開催しています。気になる方は参加してみてください。
ストレッチに関する資格を取得するメリット
ストレッチに関する資格を取得するメリットは以下のとおりです。
- ご自身の持つ知識や技能を証明できる
- 知識や技能を磨くきっかけになる
- 年収アップやキャリアアップにつながる可能性がある
上記を順番に解説します。
ご自身の持つ知識や技能を証明できる
セラピストやパーソナルトレーナーなどの仕事は、就職する際に必須の資格がありません。
そのため、「適切な知識や技能を身に着けているのか」を判断する材料として、先述した民間資格などが役立ちます。
ストレッチに関する資格を持っていれば、ある程度の専門知識や技能を有していると証明できるため、ストレッチを仕事にしたい方は資格の取得を検討してください。
知識や技能を活かすきっかけになる
ストレッチに関する資格を取得するために勉強した内容が、仕事や日常で活かせる可能性があります。
たとえば、ストレッチングエクササイズインストラクターでは、筋肉のこわばりの解消だけでなく、美しい姿勢の保持やリラクゼーションに役立つストレッチ、関節の可動域への配慮なども学べます。そのため、資格取得で学んだことを活かして、仕事などの休憩中にストレッチでリラックスしたり、介護などで補助したりすることも可能になるでしょう。
年収アップやキャリアアップにつながる可能性がある
職場にもよりますが、特定の資格を取得したことで年収がアップする場合があります。
年収を上げるには、技術や知識を磨くことが大前提ではありますが、資格取得により年収が上がる可能性があります。また、転職やキャリアアップにつながる可能性もあります。
年収を上げたい方やより良い条件で働きたい方などは、ストレッチに関する資格を取得することがおすすめです。
ストレッチに関する資格を活かせる職業
ストレッチに関する資格を活かせる職業は以下のとおりです。
上記を順番に解説します。
セラピスト
セラピストとは、ストレッチやマッサージを通じて利用者の心身を癒す職業全般のことを指します。
ストレッチに関する資格を取得していれば、知識や技能を有しているとされセラピストとして就職できる可能性があります。
しかし、セラピストはボディ系やメンタル系、医療系、リラクゼーション系などにわかれており、仕事先によって求められる技能や資格は異なるため注意しましょう。
とくに、医療系のセラピストとして理学療法士や柔道整復師を目指すなら国家資格が必要なので、事前に確認しましょう。
パーソナルトレーナー
パーソナルトレーナーとは、利用者の身体作りに関する目標を達成できるようにマンツーマンレッスンでサポートする仕事です。
ストレッチは怪我のリスクをおさえてるだけでなく、トレーニング後の疲労回復にも役立ちます。そのため、パーソナルトレーナーを目指している方はストレッチに関するスキルを身に着けておくと良いでしょう。
なお、パーソナルトレーナーの仕事ではストレッチ以外にも覚えておく知識や技能が多いため、体系的に学べる学校やスクールに通うことがおすすめです。
ストレッチに関する資格の取得方法
ストレッチに関する資格の取得方法は以下のとおりです。
- 独学
- 専門学校や大学に通う
- トレーナー育成スクール
上記を順番に解説します。
独学
取得したい資格にもよりますが、独学で進めて検定試験に受かれば資格を貰える可能性はあります。
独学の場合、入学金や受講料などが発生しないため、専門学校や大学に通うよりも費用をおさえることが可能です。
なお、資格によっては認定団体の講座を受ける必要があるため、事前に取得要件を確認することが重要です。
専門学校や大学に通う
専門学校や大学によっては、ストレッチに関する資格を取得できるカリキュラムやコースがあります。
また、ストレッチに関する資格で、医療系の理学療法士や柔道整復師などの取得を目指す場合は、国家資格であるため専門学校や大学に通わないと受験資格を得られません。
なお、独学に比べると入学金や受講料などの費用がかかり、卒業までに時間を要します。
トレーナー育成スクール
トレーナー育成スクールとは、フィットネスクラブやパーソナルジムなどで働くトレーナーを育成するための学校です。トレーナー育成スクールによってはストレッチに関する資格を取得できる可能性があります。
独学と違ってわからないことをすぐに質問できます。また、専門学校や大学に比べて費用をおさえられるなどのメリットがあるため、ストレッチに関する資格取得を目指している方や、トレーナーを目指している方におすすめです。
まとめ
セラピストやパーソナルトレーナーなどのストレッチに関する仕事に就くために資格は必須ではありません。
しかし、資格を有していればストレッチに関する知識や技能を持っていることの証明となるため、就職やキャリアアップなどに役立ちます。
ストレッチに関する仕事に就きたい方は、資格取得をおすすめします。
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