皆さん、こんにちは！
ASPトレーナースクールの光永です！
本日は5章 『心理学4つの指導法』を例題2つと共に解説をします。
本題に入る前に、NSCA試験においてなぜ5章が大切なのか説明します。
NSCAの試験において5章から出題される問題は多くありません。。。
故に、他に覚えることが多いNSCAの試験内容においては、後回しにされがちです。
しかし、特に５章の『心理学4つの指導法』の問題は解き方を覚えていれば、確実に点数を稼ぐことができます！
思考力が試される難しい問題が多い中、点数が稼げる貴重な章になるので、解答方法を理解してスコアアップに繋げましょう！
パーソナルトレーナーが設定した期間内に目標を達成したクライアントに無料セッションをプレゼントした。この動機付けのテクニックはどれか。
①正の強化
②負の罰
③負の強化
④正の罰
皆さん分かりましたか？
答えは、、、
①正の強化です。
問題を解く上で抑えるべきポイントをご紹介します。
抑えるべきポイントは下記の4つです。
正：与える、与えられた
負：取り除く、取り除かれた
強化：ポジティブな結果になる
罰：ネガティブな結果になる
では、例題①を解説します。
解答のポイントは２つあります。
・問題文をクライアント目線で考え直すこと
・問題文を上記の４つのポイントに当てはめていくこと
まず、問題文をクライアント目線に変えると下記のようになります。
→『クライアントはトレーナーに無料セッションをプレゼントされた』
そしてこの文章を4つのポイントに当てはめると下記のようになります。
・プレゼントされた＝与えられた＝正
・無料セッションをプレゼントされた＝ポジティブな結果となった＝強化
皆さん、分かって頂けたでしょうか？
正や負、強化や罰のイメージで考えるのではなく、先述した２つのルールに沿って考えると、簡単に解答することが出来ます！！！
では、次の例題に行きましょう！！
クライアントはバックスクワットが嫌いである。
トレーナーはクライアントの目標達成のためにプログラムから（バックスクワットを）取り除いた。
このテクニックは次のうちどれか？
①正の強化
②正の罰
③負の強化
④負の罰
答えは、、、
③負の強化です。
解説していきます！
まず、問題文をクライアント目線で考え直すと下記のようになります。
→『目標を達成したため、嫌いだったバックスクワットがなくなった』
そして、この文章を4つのポイントに当てはめていくと
・なくなった＝取り除かれた＝負
・嫌いだったバックスクワットがなくなった ＝ポジティブな結果となった＝強化
冒頭でお伝えした通り、5章の『心理学4つの指導法』の問題は、解き方さえ理解すれば簡単に正答することが出来ます。
資格取得はトレーナー活動をしていく上で大きなアドバンテージとなります。
まずは、資格を取得するために確実に得点となる問題を正答できるようにしましょう！
今回は、ここまでとなります！
次回の投稿もお楽しみに♪
