みなさんこんにちは!ASPトレーナースクールの三浦です🐢
さて、本日は試験でも必ず出題される&現場でとても役に立つ18章から問題を出したいと思います!
NSCAでも出題されるくらいですので、それくらい妊婦さんの運動についてはメリットも多く、指導の際は一段と知識が必要ということですね!
それでは、問題にいきましょう✨
健康な妊婦のクライアントに推奨できる、適切なエクササイズは下記のうちどれか。(複数選択可)
①少なくとも週3日身体活動を実施し、一日30分まで徐々に時間を延長する。
②主要筋群の筋力トレーニングを複数レップ完遂できる負荷で実施する。
③エクササイズ強度が中程度の乗馬、インラインスケート、屋外サイクリングなどの活動を行う。
④妊娠中期を過ぎたら仰臥位でのエクササイズは避ける。
正解は、①と②です✨
みなさん、ちゃんと正解できましたか😎?
それでは解説をしていきます💪
まず③についてですが、これは言わずもがな分かりますよね🙄?
妊婦さんにとって、日常生活や運動で一番リスクのあるものとしては、そう「転倒」です!
胎児がお腹の中にいる関係で重心が前に移り、そもそもバランスが取りにくい状態になっています💦
③では、転倒リスクの高い種目が選ばれていますね😅
ちなみに、妊娠6ヶ月以降はマシントレーニングが推奨されていたり、跳躍や急激な方向転換を避けることが推奨されています!
続いて④番ですが、これは一見合ってそうに見えますね👀
何が違うかというと、妊娠中期の部分です!正しくは、妊娠初期になります!
ここでおさらいですが、妊娠初期・中期・後期と正しく覚えていますか?
各周期ごとの注意点もおさらいしながら、確認していきましょう✨
・妊娠初期(I期)・・・妊娠~3ヶ月
・妊娠中期(Ⅱ期)・・・3ヶ月~6ヶ月(3ヶ月目以降は仰向けのエクササイズを避ける)
・妊娠後期(Ⅲ期)・・・6ヶ月~(6か月目以降はマシントレーニングを中心に行う)
上記表は必ず覚えておきましょう🔥!
それでは最後に、妊娠してからの運動メリットを考えていきましょう✨
メリットとしては、妊娠中の過剰な体重増加の予防や妊娠高血圧・妊娠糖尿病の予防に繋がります✨
妊娠中は出産時のリスク低減や胎児の為に体重管理がシビアになります!
また、妊娠高血圧や妊娠糖尿病を発症してしまうと運動が禁忌になります😥
あるデータによると、妊婦さんの20人に1人が妊娠高血圧と診断されています💦
妊娠糖尿病では、妊娠初期の検査で陰性でも、妊娠中期になると陽性になっていた。というケースもあるそうです💦
これらの疾患は最悪の場合、胎児の命にも関わる非常に危険なものです😣
我々パーソナルトレーナーの運動指導によって、これらの疾患から妊婦さんと産まれてくる命を守ることが出来れば素晴らしいことですよね✨
さて本日はNSCA18章、妊婦の運動について深堀っていきました!
頻出の章でもありますので、しっかり復習してくださいね💪
それではまたお会いしましょう🐢