みなさんこんにちは^^
いつも見てくださる方も初めましての方もありがとうございます!
ASPトレーナースクールの田口です!
本日はNSCA心理学の4つの指導法についてです!
ややこしい問題も多く、苦手意識を抱いている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
でも、トレーニングや食事を指導していく中で上で、クライアントのモチベーションを維持、向上させるためのテクニックを学ぶことは非常に大切です!
本日はそのモチベートに関わる4つの指導法について具体的なシチュエーションを用いながら考えていきましょう!
それでは、本日の問題です!
クライアントはバイクエクササイズを好んでいる。パーソナルトレーナーとクライアントは、計画されている全てのワークアウトに参加する限りは、エクササイズプログラムにバイクを取り入れることで合意した。一方で、ワークアウトを一回休んだ場合は、バイクの代わりにランニングを取り入れている。クライアントの動機付けに用いられているのは次のどれか?
a.正の強化
b.負の強化
c.負の罰
d.外発的要因
e.内発的動機付け
正解. C みなさん正しく選べましたでしょうか? 以下解説です!
・内発的要因:内面に沸き起こった興味・関心や意欲に動機づけられている状態のこと。動機づけの要因は金銭や食べ物、名誉など、外から与えられる外的報酬に基づかないものを指す。
・外発的要因:行動の要因が評価・賞罰・強制などの人為的な刺激によるものであるという考え方のこと。
・正の強化:与えられたことで、結果的に行動が増える
・正の罰 :与えられたことで、結果的に行動が減る
・負の強化:取り除かれたことで、結果的に行動が増える
・負の罰 :取り除かれたことで、結果的に行動が減る
それぞれの心理学的テクニックについて具体例で考えていきましょう!
正の強化
家のお手伝いをした→飴をもらった(与える)→手伝うという行動が増える(強化)
仕事を頑張った→ボーナスが増える(与える)→もっと仕事を頑張る(強化)
正の罰
いたずらをした→お尻ぺんぺん(与える)→いたずらが減る(罰)
負の強化
家のお手伝いをした→禁止していたゲームをやらせる(禁止を取り除く)→もっと手伝うようになる
試合に勝つ→グラウンド整備免除(嫌な作業を取り除く)→練習、試合をより頑張るようになる
負の罰
いたずらをした→あげてたおやつを取り上げる(おやつを取り除く)→いたずらをしない
スピード違反をした→罰金を課す(取り除く)→スピード違反をもうしない(罰)
・何かを与えるか取り除くかで、正なのか負なのかを判断する。
・結果的に行動が増えるのか減るのかで、強化なのか罰なのかを判断する。
この2つの視点を持つことさえできたらスッキリと問題を解くことができますよ!
いかがでしたでしょうか?
最後まで読んでくださった方はややこしい心理学の問題にも自信を持って解き進めていくことができますね!
人と関わるときは感情を抜いて考えることはできませんよね!
ましてやトレーナーなら尚更です^^
ASPトレーナーで技術的にも経験的にも心理学的にも指導することの出来る最高のトレーナーを目指しませんか?
私たちが楽しくエスコートいたします♪
本日はここまでです!最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに!