みなさん、こんにちは!!
いつもASPブログをご覧いただきありがとうございます!!
今回は
パーソナルトレーナーや運動指導者としての基礎となる
「解剖学」
についての、問題と解説を一緒に行っていきましょう!!
※解剖学が「苦手、嫌い」という声を聞くこともありますが、安心、安全に運動指導を行うためには必ず必要な知識となります!一緒に学んでいきましょう!!
それでは、早速問題です!
ローテーターカフに含まれない筋肉は次のうちどれか。
a.棘上筋 b.小円筋 c.肩甲挙筋 d.棘下筋
解答:c
解説:ローテーカフ(回旋筋腱板)は【棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋】になります。(下図参照)
ですので、肩甲挙筋はローテーターカフには含みません。
寛骨を構成しない骨の名称は次のうちどれか。
a.腸骨 b.仙骨 c.恥骨 d.坐骨
解答:b
解説:寛骨(腸骨、坐骨、恥骨)となりますので、仙骨は含みません(下図参照)
ちょう(腸)座るの(坐)恥ずかしい(恥)で覚えることをオススメします!
肘関節伸展・肩関節伸展で最も収縮が強くなる筋肉は次のうちどれか。
a.上腕三頭筋 b.三角筋後部 c.広背筋 d.大胸筋
解答:a
解説:上腕三頭筋の作用は【肩間接伸展、肘関節伸展、前腕の回内】になるのでaが正解となります
この中で単関節筋ではない筋肉名称はどれか。
a.大腿直筋 b.ヒラメ筋 c.三角筋 d.上腕筋
解答:a
解説:大腿直筋は、骨盤からスタートし、スネの骨(脛骨)に付着します。作用として股関節の屈曲、膝関節の伸展があります。間接を2つ(股関節、膝関節)またぐ筋肉のため、大腿直筋は単関節筋ではなく、二関節筋となります。
ちなみに【大腿直筋、外側広筋、内側広筋、中間広筋=大腿四頭筋】と呼ばれています。
大腿二頭筋が最も伸張される関節の動きは次のうちどれか。
a.股関節・屈曲/膝関節・伸展 b.股関節・伸展/膝関節・屈曲
c.股関節・屈曲/膝関節・屈曲 d.股関節・伸展/膝関節・伸展
解答:a
解説:大腿二頭筋の作用は【股関節の伸展、膝関節の屈曲】となります。伸張させるためには収縮時の動きと反対の動きになりますのでaが正解になります。
ちなみに大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋=ハムストリングスと呼ばれています。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます!
「解剖学」
単に筋肉の名前だけを覚えるのではなく、その筋肉が収縮した際に起こる間接の動きや、逆に伸ばす動き(ストレッチ)をしっかり理解していくことで、より安心で安全な運動指導を行うことができますので、苦手な方も多いと思いますが一緒に頑張っていきましょう!
————————————————–————————————————–
NSCAを受講するなら、マンツーマン指導で合格に導くASPトレーナースクール!!
先ずはページ下記のフォームから、無料体験!!