皆様こんにちは!
ASPトレーナースクールの大西です!
暑い日が続き、体調管理が難しくなっておりますが、水分補給などはしっかりできていますでしょうか??
本日は、少し頭を使って勉強していきましょう!
それでは早速いきます!
TR中にクライアントが倒れた。
急に多量の汗をかき胸が苦しくなると訴えている。
トレーナーが取るべき行動は次のうちどれか。
<選択肢>
A、EMSを発動する
B、セッションを中止する
C、強度を下げて経過を観察する
さあ、じっくり考えてみて下さい😔
<AのEMSを発動する!>
皆様正解できましたでしょうか?
・A→そもそもEMSとはEmergency Medical Services(エマージェンシーメディカルシステム)
と言って日本語訳すると緊急医療システムと言います。
これは、病院外において救急患者に対し迅速に初期治療を施し、医療施設等への搬送を行う職員、車両、機器及び設備を総称して言います。
ですので、AEDなどの機械ではなく、救急車の要請などもEMSに含まれます☎️
EMSの主要な目的は3つです!
1つ目は、医療施設まで迅速に搬送すること。
2つ目は、現場若しくは搬送中において補、助的な救急医療を行うこと。
3つ目は、迅速に患者の症状を判定し、病状により適当な施設へ搬送すること。
つまり命に関わる緊急事態の時に発動するのです。
今回の問題の場合は、『胸が苦しくなる』と言うワードが出ています。
この場合、心臓付近での痛みや苦しさなどは一般的にもNSCA的にも『命に関わる反応』
と判断し早急にEMSを発動するのです!
💡ここで豆知識です💡
上記の写真は世界中の救急医療のシンボルになっています。
6本のバーが重なりあう構図は、実はEMSの機能である
1.『覚知』 2.『通報』 3.『出場』 4.『現場手当』 5.『搬送中手当』6.『医療機関への引き渡し』を表しているのです!👏
マークの中心に描かれているのはギリシャ神話に登場する医神『アスクレピオス』の杖となります!
プチ情報をご友人などにも教えてあげて下さい😊
・B→Bを選んだ方は、胸が苦しいと言う事に対してやや危機感は感じつつも、EMSを発動するほどでもない
そう考えたのでしょう!
しかし、9章に記載してある運動時胸痛があった場合はPAR-Qに引っ掛かります。😱
その場合病院で診療を受診してもらう必要があります。
今回も同じです。
運動どころではない!と言う事で、すぐに医療関係に頼るのが最適な判断と言えます。🤔
・C→Cを選んだ方は認識を変えてみましょう✌️
これも他の選択肢と同様に、キーワードである『胸が苦しくなる』と言うワードを思い出して下さい。
胸が苦しくなって倒れる。と言うのは単純な疲労により倒れたわけではありませんので
なんらかの症状が出て、命の危険がある!と瞬時に判断する必要があります!
・EMSとはEmergency Medical Services(エマージェンシーメディカルシステム)=緊急医療システム
・問題文に『胸の苦しみ、痛み』などのワードが入っていた場合は即救急!
この2点に注意して問題を解いてみて下さい!✏️
最後にプチ情報をもう一つ!✨
CPRと言う言葉があります!
簡単に言うと心臓マッサージです☝️
そんな事で変わらない。恥ずかしいなど思うかもしれません。
ただし、軽視しては行けません⚠️
なんと即座のCPRは不整脈による突然の心停止からの生存を2倍または3倍にする事が分かっております😱
この対処法をしっかり理解していてCPRをすぐに実施する事も重要になってきますね❗️
まとめの2点+CPRの内容。
これらの知識は問題だけでなく、実際に現場に出て起こった際の
冷静かつ迅速な対処に繋がりますのでしっかり身に付けましょう!!🔥
本日は以上になります!
また次回の投稿をお楽しみに🙌
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