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2020.01.31NSCA-CPT対策

NSCA対策19章 〜血中脂質の濃度について〜

みなさんこんにちは!

 

ASPトレーナースクールの大塚です!

 

雪が降ったり降らなかったりと寒い日が続きますが、お身体ご自愛くださいませ!

 

本日はNSCA19章から血中脂質に関する問題を解説していきます!

 

では早速いきましょう!

 

問題   望ましくない血中脂質の値はどれか?

Ⅰ   総コレステロール:250mg/dl

Ⅱ  トリグリセリド:200mg/dl

Ⅲ LDL:100mg/dl

Ⅳ HDL:50mg/dl

 

a. Ⅰ、Ⅳ

b. Ⅰ、Ⅱ

c. Ⅱ、Ⅲ

d. Ⅲ、Ⅳ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

解答は  B  (Ⅰ、Ⅱ)

こちらは具体的な数字を覚えているかが鍵となります!

 

 

解説:血中脂質の濃度分類

そもそも血中脂質とは、文字通り血中の脂質のことを指します!

具体的には、コレステロールトリグリセリド(中性脂肪)リボタンパク質などが、それにあたります!

※実は、皆さんご存知のLDLコレステロールやHDLコレステロールというのは

LDL:低度リボタンパク質(Low Density Lipoprotein)

HDL:高密度リボタンパク質(High Density Lipoprotein)

の略称なのです!

 

血中脂質の濃度が高まると、冠状動脈性心疾患にかかる可能性が高まるとされています!

狭心症や心筋梗塞になってしまうということですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、どのくらいの値が高いとされているのか、それをまとめたのが下記になります。

=======================

LDLコレステロール

<100         適正値

100〜129  準適正値

130〜159  境界値

169〜189   高値

≧190          非常に高値

 

HDLコレステロール

<40            低値

≧60            高値

 

総コレステロール

<200          適正値

200〜239    境界値

≧240          高値

 

血漿トリグリセリド

<150          正常値

150〜199    境界値

200〜499    高値

≧500          非常に高値

=======================

 

 

今回の問題は、この分類が理解できているかを問う問題でした。

 

ですので、上記分類を覚えておけば

———————————————–

Ⅰ   総コレステロール:250mg/dl→高値

Ⅱ  トリグリセリド:200mg/dl→高値

Ⅲ LDL:100mg/dl→準適正値

Ⅳ HDL:50mg/dl→正常値

———————————————–

となりますので、望ましくないのはとなり、答えはBとなるわけです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

余談ですが、NSCA9章では、

LDLコレステロールが130mg/dl以上

もしくは

HDLコレステロールが40mg/dl以上

もしくは

総コレステロールが200mg/dl以上

だと、冠状動脈疾患になる危険性が高いとして、危険因子が+1ついてしまいますね!

 

こちらも合わせて覚えておきましょう!!

 

 

 

 

まとめ

いかがでしたか?

若い方でも一度自分のコレステロール値を測ってみてると、自分の値が高いのか低いのか明確になると思います!

 

食事と運動が血中脂質の濃度に大きく影響しますので、今一度ご自分の食事と運動を見つめ直してみるのも良いですね!

 

本日は以上となります!

次回もお楽しみに〜!

 

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