みなさんこんにちは!
ASPトレーナースクールの大塚です!
雪が降ったり降らなかったりと寒い日が続きますが、お身体ご自愛くださいませ!
本日はNSCA19章から血中脂質に関する問題を解説していきます!
では早速いきましょう!
Ⅰ 総コレステロール:250mg/dl
Ⅱ トリグリセリド:200mg/dl
Ⅲ LDL:100mg/dl
Ⅳ HDL:50mg/dl
こちらは具体的な数字を覚えているかが鍵となります!
そもそも血中脂質とは、文字通り血中の脂質のことを指します!
具体的には、コレステロールやトリグリセリド(中性脂肪)、リボタンパク質などが、それにあたります!
※実は、皆さんご存知のLDLコレステロールやHDLコレステロールというのは
LDL:低度リボタンパク質(Low Density Lipoprotein)
HDL:高密度リボタンパク質(High Density Lipoprotein)
の略称なのです!
血中脂質の濃度が高まると、冠状動脈性心疾患にかかる可能性が高まるとされています!
狭心症や心筋梗塞になってしまうということですね。
では、どのくらいの値が高いとされているのか、それをまとめたのが下記になります。
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<100 適正値
100〜129 準適正値
130〜159 境界値
169〜189 高値
≧190 非常に高値
<40 低値
≧60 高値
<200 適正値
200〜239 境界値
≧240 高値
<150 正常値
150〜199 境界値
200〜499 高値
≧500 非常に高値
=======================
今回の問題は、この分類が理解できているかを問う問題でした。
ですので、上記分類を覚えておけば
———————————————–
Ⅰ 総コレステロール:250mg/dl→高値
Ⅱ トリグリセリド:200mg/dl→高値
Ⅲ LDL:100mg/dl→準適正値
Ⅳ HDL:50mg/dl→正常値
———————————————–
となりますので、望ましくないのはⅠとⅡとなり、答えはBとなるわけです!
余談ですが、NSCA9章では、
LDLコレステロールが130mg/dl以上
もしくは
HDLコレステロールが40mg/dl以上
もしくは
総コレステロールが200mg/dl以上
だと、冠状動脈疾患になる危険性が高いとして、危険因子が+1ついてしまいますね!
こちらも合わせて覚えておきましょう!!
いかがでしたか?
若い方でも一度自分のコレステロール値を測ってみてると、自分の値が高いのか低いのか明確になると思います!
食事と運動が血中脂質の濃度に大きく影響しますので、今一度ご自分の食事と運動を見つめ直してみるのも良いですね!
本日は以上となります!
次回もお楽しみに〜!