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2021.03.22NSCA-CPT対策

10章〜体力テストの測定手順〜

みなさんこんにちは!

ASPトレーナースクールの新垣です。

本日はNSCA10章 『体力テストの測定手順』についての問題です!

レジスタンストレーニングや有酸素トレーニングにおいて、クライアントのベースラインデータを把握しておく事は非常に重要になります!

体力テストで得たデータを元に強度設定を行う事で、より安全にかつ効率的なトレーニングの提供が可能になりますので、正しい測定手順をしっかりと理解しておきましょう!

それでは早速問題を解いていきましょう!

 

Q. 次の4つのテストを同日内に実施する場合、正しい測定の順番は次のうちどれか?

①バーチカルジャンプ ②Tテスト ③トレッドミル ④40ヤード走

 

a. ①→③→②→④

b. ②→③→①→④

c. ①→②→④→③

d. ④→①→②→③

答え:c

 

いかがでしたか?みなさんはこちらの問題を解くことが出来ましたでしょうか?

体力テストの正しい測定手順を理解するには、9種類の体力テストがある事を覚えておく事、そして各テストがどの種類に分類されるのかを覚える事の2点です!

 

まずは、9種類の体力テストを覚えていきましょう!

 

1. 安静時テスト

2. 非疲労性テスト

3. アジリティテスト

4. 最大パワーテスト

5. 筋力テスト

6. スプリントテスト

7. 局所持久力テスト

8. 無酸素性能力テスト

9. 最大(最大下)の有酸素テスト

 

NSCAに出てくるテストは、全て上記のいずれかのテストに分類する事が出来ます!

テスト結果を出来るだけ誤差の少ないものにするため、疲労度の少ないものから実施をしていくのがNSCAで推奨している測定手順になっています!

一発目のテストに長距離走などを行うと、その後のテスト結果に影響しそうだという事は何となくイメージ出来るかと思います!

 

それでは、本日の問題に出てきたテストがどの種類に分類されるのかを解説していきます!

 

①バーチカルジャンプ

こちらはいわゆる垂直跳びの動きです!

このテストは瞬発力を見るためのテストになりますが、試行回数は一回のジャンプと疲労度は少ないため、非疲労性テストに分類されます!

 

②Tテスト 

テスト手順は下記写真の通りで、俊敏性(アジリティ)を見るためのテストです!

バスケットボールやテニスなど、細かなステップや、切り返し動作の多い競技を行っているクライアントに対して実施する事が多いテストとなります!

 

③トレッドミル 

このマシンは有酸素運動を行う際に使用する、いわゆるランニングマシンの事です!

こちらは心肺機能やVO2max(最大酸素摂取量)を評価するためのテストで、最大(最大下)の有酸素テストに分類されます!

 

④40ヤード走

こちらはスピードを評価するテストで、スプリントテストに分類されます!

短距離走選手や球技など、高いトップスピードが要求される競技者に実施する事が多いテストです!

 

1. 安静時テスト

2. 非疲労性テスト←①バーチカルジャンプ

3. アジリティテスト←②Tテスト

4. 最大パワーテスト

5. 筋力テスト

6. スプリントテスト←④40ヤード走

7. 局所持久力テスト

8. 無酸素性能力テスト

9. 最大(最大下)の有酸素テスト←③トレッドミル

 

先ほどの9種類のテストと合わせて見ると、上記のようになるため

①→②→④→③の順番になる事が分かります!

 

まとめ

いかがでしたか?

日本でも新体力テストといったテストがあるように、NSCAでも様々テスト法が存在します!

それぞれのテストの意図や、正しい手順を理解して、クライアントの体力評価に役立てていきましょう!

 

本日は以上となります!

次回の投稿もお楽しみに!

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