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2021.01.21NSCA-CPT対策

NSCAトレーナー基礎 栄養学【脂質】について

こんにちは!

ASPトレーナースクールの小林です。

 

本日はトレーナー基礎、栄養学「脂質」がテーマです。

本章で触れない分、忘れがちになりますのでしっかり学んでいきましょう!

 

 

早速問題です

 

Q.新聞で『魚油は必要ない』と記事に書かれており、何人かのクライアントから会話に出てきた。適切な返答は次のうちどれか

 

1.新聞の通りいらないですね

2.魚油よりも肉類から脂を摂取しましょう

3.アメリカではコレステロールを下げるものとしてオメガ3系の脂肪酸が推奨されています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正解は3「アメリカではコレステロールを下げるものとしてオメガ3系の脂肪酸が推奨されています」です。

 

脂質とは?

三大栄養素の一つ。脂質は水に溶けず、有機溶媒に溶ける有機化合物の総称で、トリグリセリド(油脂/中性脂肪)、リン脂質、コレステロールを含む化合物

 

脂質の役割

・カラダのエネルギー源

・ホルモンや細胞膜、核膜の構成

・臓器の保護

・脂溶性ビタミン(ビタミンD・E・K・A)の吸収促進

 

脂質の種類

【飽和脂肪酸】―常温で固体の脂:バター、ラード、肉の脂等、トランス脂肪酸

特徴:悪玉コレステロールを増やし、心疾患リスク上昇させる

 

【不飽和脂肪酸】―常温で液体の油

①一価不飽和脂肪酸オメガ9(オリーブオイル、アボカド、ナッツ類等)

②多価不飽和脂肪酸オメガ6(コーンオイル、ひまわり油、大豆油等)・オメガ3(ニシン・サバ・イワシ・サンマなどの魚油、アマニ油、えごま油)

特徴:善玉コレステロールを増やし、心疾患リスク低下させる

 

オメガ3に分類され、魚油に含まれる「EPA」(エイコサペンタエン酸)「DHA」(ドコサヘキサエン酸)は血液中のLDLコレステロールを上げず、中性脂肪を下げる作用があると言われています。

EPAとDHAなどは、体内では合成できないため食品から摂らなくてはならない必須脂肪酸です。

血液を固まりにくくして、動脈硬化、心筋梗塞等、生活習慣病を防ぐ効果があると言われおりますので覚えておきましょう!

 

 

 

 

 

脂質は1gあたり9kcalです。

炭水化物・たんぱく質は4kcalに対し脂質は9kcalと高くなりますので、注意して覚えましょう。

脂質の一日の推奨量は、総摂取カロリーの15%〜30%です。

飽和脂肪/不飽和脂肪=1:2​の摂取が望ましいといわれております。

※アスリートは上限の30%を超えても良い​

 

ここで問題です

 

座業を中心とした生活をしている体重70kgの男性、一日の推定摂取kcalは2,660kcalである。一日の脂質の摂取は何グラムが望ましいか、また、何kcalを脂質で摂取することになるか。

【正解】

一日推定摂取kcal 2,660kcalの15%〜30%399kcal~798kcal

脂質は1gが9kcalなので399÷9=44g・798kcal÷9=88g

よって1日に44g〜88g、399kcal~798kcalの脂質の摂取が望ましいという計算になります。

 

 

 

今日は脂質について学びました!栄養学はテスト対策で学ぶとともに、自身の食生活について振り返る良い機会になりますね。

次回もお楽しみに!

 

 

 

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