こんにちは!
ASPトレーナースクールの元木です!
今回はダイエットに必要な考え方であるカロリーについてみていきましょう!
a.4キロカロリー
b.6キロカロリー
c.9キロカロリー
そもそもカロリーとは何かというと、
1gの水を1℃上げるのに必要なエネルギー(熱量)が1キロカロリーです。
カロリーの語源はラテン語の calor(熱)。
機械を動かすのに電気エネルギーが必要なように、人間も生きていくためにエネルギーが必要です。
人間のエネルギー源は、ご存知の通り食糧です。
糖質の他に、脂質は9キロカロリー、たんぱく質は4キロカロリーです。
食べすぎて余ったエネルギーは脂肪として蓄えられます。
必要なエネルギー分だけ摂取するようにしましょう。
では1日に必要なカロリーは何キロカロリーなのでしょうか?
1日に必要なカロリーは年齢や性別、日ごろの活動度合いによっても異なります。
下を参考にあなたの1日に必要なカロリーを計算してみましょう。
身体活動レベルとは、普段どのくらい運動しているかを数値で表したものです。
体重に身体活動レベルをかけると1日の推定必要カロリーが分かります。
・低強度:平坦な道を歩く、飲食業、家の掃除、ゴルフなど
・中強度:平坦な道を速歩き、サイクリング、テニスなど
・高強度:荷物を持って坂を登る、バスケ、サッカーなど
身体活動レベル | 男性 | 女性 |
低強度 | 38 | 35 |
中強度 | 41 | 37 |
高強度 | 50 | 44 |
例:女性50kg、低い運動レベルの人は50×35=1,750キロカロリー必要です。
これで1日に必要なカロリーは分かりました。
では、減量するためにはどのくらいの不足カロリーを作る必要があるのでしょうか?
a.7,200キロカロリー
b.8,000キロカロリー
c.9,000キロカロリー
体脂肪を1kg減らすには7200キロカロリーの不足を作る必要があります。
不足が作れなければ体脂肪が分解されることはありません。
ちなみにNSCAが推奨する減量は1週間あたり体重1%の減量です。
極端な食事制限やカロリーの帳尻合わせでは、かえって健康を損ねることになりかねません。
健康的な「やせ体質」を目指すなら、筋肉を付けて基礎代謝を上げることが大切です。
・基礎代謝:生命活動を維持するために生理的に行われている代謝
・運動代謝:安静時以外の、運動することによって消費される代謝
・食事誘発性熱産生:食事から摂取した栄養素が分解され、体熱となって消費される代謝
基礎代謝は全代謝の70%を占めます。基礎代謝の40%は筋肉による代謝です。
すなわち、筋肉量が増えると基礎代謝が上がり、消費カロリーが増えるのです。
健康的に痩せたい人は、筋肉を付けて基礎代謝を上げるといいでしょう。
いかがでしたか?
栄養素のカロリーや減量のやり方を理解して、健康的にダイエットしていきましょう。
本日はここまでです!
次回の投稿をお楽しみに!