こんにちは(^ ^)
ASPIトレーナースクールの仲井です。
前回に引き続き、今回もNSCA対策の解説を行っていきたいと思います!
今回は、
『クライアントの面談と健康評価』
についての問題および解説です。
1.クライアントが段階的なエクササイズテストを実施するか決める
2.クライアントのゴール設定のための系統立てた方法を提示する
3.クライアントがエクササイズなどを行う際に、医師による許可を得る必要があるかを確認する
解答:「3.クライアントがエクササイズなどを行う際に、医師による許可を得る必要があるかを確認する」
《解説》
NSCAでは、カウンセリングをする際の質問票にはPAR-Q(「身体活動適性質問票」)と「健康・医療質問票」の2つの書式で行うことを推奨しています。実施が容易にできることがメリットとして挙げられます。
質問票の種類 | 目的 | 特徴 |
PAR-Q
(身体活動適性質問票) |
エクササイズの安全性を判断する | 健康状態を把握する上での第一段階として、大まかな情報が得られる |
健康・医療質問票 | 中程度〜高強度のエクササイズが適切な判断する | 冠動脈疾患に関する危険因子
病理学的な診断結果 整形外科的な初見 などの情報が得られる |
お客様の健康状態を把握することは何より大切ですよね(^ ^)
冠動脈疾患・・・心臓の周囲に存在する冠動脈の内壁に、徐々に沈着した脂肪などが血管内を狭まります。よって、血管に流れる血液量が減少し、十分な酸素や栄養素を心筋に供給できなくなると、胸痛や胸部圧迫感を招きます。
急に冠動脈が完全に閉塞して血流が途絶えると、急性心筋梗塞に至ります。
そんな冠動脈疾患のリスクのある項目をまとめました。
家族歴 | 一親等の男性の肉親(兄弟や息子)で55歳以前、
一親等の女性の肉親で(姉妹や娘)で65歳以前 に心筋梗塞、冠状動脈の血管再生術、突然死の経験があった場合。 |
喫煙 | 現在喫煙しているか、禁煙後6ヶ月以内の場合。 |
高血圧症 | 収縮期140mmhg以上/拡張期血圧90mmhg以上また、降圧剤を服用している場合。 |
高コレステロール血症 | コレステロールや中性脂肪などの数値が高い場合、あるいはこれらが併発している場合。 |
空腹時血糖 | 空腹時の血中グルコース110mg以上の場合。 |
肥満 | BMIが30以上,ウエスト周囲100cm以上の場合。 |
運動不足 | 定期的な運動をしていない場合。 |
これを知らない状態で、クライアントに誤った運動処方をすると最悪の場合
死に至らしめる可能性も否めません。
NSCA-CPT試験では、上記のようなトレーニング面以外の問題もたくさん出題されます。
どうぞ参考にしていただければと思います(^ ^)
今回はここまで!
次回の投稿をお楽しみに♪
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