こんにちは!
ASPIトレーナースクールです!
本日は、
についての問題および解説です。
A:棘上筋
B:棘下筋
C:小円筋
D:肩甲下筋
ダンベルラテラルレイズとは、主導筋が三角筋中部の、肩関節外転動作の種目となります。
「ラテラル:横」にダンベルを「レイズ:あげる」トレーニングです^ ^
では、なぜ回答が棘上筋なのかの解説ですね!
「棘上筋」
起始:肩甲骨棘上窩・棘上筋膜
停止:上腕骨大結節上部・肩関節包
についている筋肉になります。
主な筋肉の働きは、肩関節の外転・外旋です。
棘上筋は、肩関節の安定性を保つ働きを果たしている筋群「ローテーターカフ(棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)」の一つです。
棘上筋は、ローテーターカフの中で最も傷害を受けやすい筋肉です。
ダンベルラテラルレイズ(肩関節外転動作)によって、アウターマッスルである三角筋とインナーマッスルである棘上筋のバランスが崩れると、上腕骨と肩甲骨の間にストレスを感じます。
この時に、棘上筋が上腕骨と肩甲骨の間に挟まれて損傷が起きます。
「インピンジメント症候群」が代表的な例ですね。
インピンジメント症候群とは、
肩関節外転時に、痛みや引っかかりを感じ、それ以上に挙上ができなくなる症状の総称です。
肩を挙上する時、あるいは挙上した位置から下ろしてくる時、ほぼ60°-120°の間で特に強い痛みを感じることがあります。
上腕を外転する過程で、上腕骨と肩峰の間に腱板の一部や肩峰下滑液包などが挟み込まれ、繰り返して刺激が加わると滑液包に浮腫や出血が起こります。
以上のことから、回答はAと導き出せますね^ ^
いかがでしたか?
自力で解けたでしょうか?
今回は、肩甲骨外転動作についての問題でした。
筋肉の特徴をしっかり理解し、リスク管理しながらトレーニングを行いましょう!
以上です!