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2019.06.09NSCA-CPT対策

NSCA対策〜12章 ストレッチの種類について〜

 

みなさんこんにちは!

ASPトレーナースクールです!

 

今日は皆さんも1度はやったことのある『ストレッチ』について正しく学んでいきましょう!

 

実はストレッチにはいくつか種類があり、正しい選択をしないと逆にパフォーマンスを落としてしまうリスクがあります!

 

その場面によって選択すべきストレッチは異なりますので、今日はその点をしっかり学んでいきましょう!

 

それでは、次の問題について考えてみましょう!

 

Q.次のストレッチのうち、ウォーミングアップに適したストレッチはどれか?

a. ダイナミックストレッチ

b. バリスティックストレッチ

c. スタティックストレッチ

 

 

 

 

 

解答.   a (ダイナミックストレッチ)

 

 

いかがでしたでしょうか?

みなさんは上記の3つのストレッチの違いについて理解できていますか?

 

それでは、この3つのストレッチの特徴について詳しく説明していきたいと思います!

 

・ウォーミングアップに期待される効果

・筋の血流量の増加

・筋温の上昇

・神経受容体の感受性の向上

・神経伝達速度の向上

・筋粘性の低下

 

・ストレッチの種類とその特徴

①スタティックストレッチ   

方法:止まった状態で行うストレッチ

特徴

・最も一般的に行われているストレッチ

・ゆっくり伸ばしていくため伸張反射、傷害が起きにくい

・動きを伴わないため、筋温度が上昇せずウォーミングアップには適さない

・持続時間は30秒程度で、わずかに不快感を感じるところまで伸ばしていく。
クールダウンの際に適したストレッチング

 

 

②ダイナミックストレッチ

方法:各関節の動きを伴い、複数筋群に同時にストレッチをかけていく

特徴

・スポーツや日常の動きのパターンに特異的な動作で実施する。

・変化に富んでいるため、単調になりにくい 。

・一つの動作でより多くの筋群をストレッチできる

・動きを伴うため筋温が上昇するためウォームアップに適している。

・スポーツなど実際の動きに近い特異的なストレッチを行うことが可能

 

 

③バリスティックストレッチング

方法:反動を使って高速で行うストレッチ

特徴

・高速で行うので、力のコントロールが難しい。

・反動により大きなエネルギーを必要とする

・筋肉痛を引き起こす可能性が高い(伸張における筋損傷)

・伸張反射が活性化する=筋紡錘が刺激される

*日本では一般的にも利用されるストレッチであるが、バリスティックストレッチングはNSCAでは非推奨

 

 

〜まとめ〜

いかがでしたか?

運動・トレーニング前にスタティックストレッチをしてしまっていた方も多かったのではないでしょうか?

 

今日で各場面における、ストレッチの正しい選択方法が理解できたと思います!

 

ストレッチはトレーニングに比べると軽視されがちですが、パフォーマンス向上や、外傷予防のためにも非常に重要です!

 

皆さんもトレーニングだけでなく、このストレッチの技術もしっかり高めていくようにしましょう!

 

また次回の投稿もお楽しみに!!

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