こんにちは!!
ASPトレーナースクールの丸山です!
さて本日は、13章 からグリップの握り方・名称についての問題および解説です。
それぞれのお客様に合わせたトレーニングを提供するために、しっかり理解して指導を行っていきましょう!
それでは、本日の問題です!
1.プロネイティッドグリップ
2.スピネイティッドグリップ
3. クローズドグリップ
4. オープングリップ
a 1.3 b 1.4 c 2.3 d 2.4
正解:a 1.3 プロネイティッドグリップ・クローズドグリップ
解説していきたいと思います!
pronateとは前腕の回内という意味で、回内位でのグリップです。
オーバーハンドや順手とも呼ばれます。クライアントへの指導時には順手が伝わりやすいです。
ベンチプレスはプロネイティッドグリップですね。
supinateとは前腕の回外という意味で、回外位でのグリップです。
アンダーハンドや逆手とも呼ばれ、引く種目に多いグリップです。
親指を握り込むグリップです。
サムアラウンドグリップとも呼ばれます。普通に握るとクローズドグリップで握るクライアントがほとんどです。
ベンチプレスはクローズドグリップですね。
親指を握りこまず、人差し指の横に置くグリップです。
サムレスグリップとも呼ばれます。トレーニングをしている人はこちらの呼び方のほうが馴染みがあるかもしれません。
NCSAでは非推奨です。握り込んでいないのでクローズドグリップに比べてグリップ力が弱く、滑ってしまった場合は怪我に繋がります!
ベンチプレスは、プロネイティッドグリップ・クローズドグリップです。
バーベルを強く握り込まないように、オープングリップで行う人も稀にいますが、我々トレーナーの重要な役割は、クライアントに安全なトレーニングを提供することです。
クライアントがバーベルを身体に落として怪我をしないように、安全なグリップの指導と補助を行いましょう!
その他のグリップも紹介します。
neutralとは中立のという意味で、プロネイティッドでもなく、スピネイティッドでもなく、手の平同士を向かい合わせたグリップです。
ローイング系の種目に多いグリップの種類です。
片手がプロネイティッドグリップ、片手がプロネイティッドグリップと、左右別々のグリップです。
最もグリップ力の強いグリップなので、デッドリフトやバーベルを補助する時に使います。
野球やゴルフやテニスや剣道など、スポーツのグリップはオルタネイトグリップですね!
親指を巻き込むようにしてバーベルを握るグリップです。
パワークリーンなど一部の種目で有効なグリップですが、オープングリップと同様、NSCAでは非推奨です。
トレーニングでは対象筋に効きやすいか、効きにくいを考えがちですが、クライアントに安全なトレーニングを提供するためのグリップを考えていきましょう!
いかがだったでしょうか?
ぜひ一度ご自身で、色々なトレーニング方法を試してみてください!!
より理解度が上がっていきます!!
次回の投稿をお楽しみに♪