皆さんこんにちは!
ASPトレーナースクールです^ – ^
だいぶ肌寒い日が多くなって、朝起きるのが辛くなって来ましたね笑
そんな寒さにも負けずに、今日もしっかり勉強していきましょう!
今回は、妊娠しているクライアントに関する問題です。
a:マシン中心でプログラムを作成する
b:仰臥位は避ける
c:RPEを基準に強度を決める
d:伏臥位は可能なのでメニューに取り入れる
皆さん、考えてみましょう・・・・。
答え:d
皆さん、解けましたか??
それでは解説していきます!
まずはNSCAにおける妊婦へのトレーニングのガイドラインから見ていきましょう!
NSCAのガイドラインにおいて、妊娠期間を3つの期間に分けています!
・妊娠Ⅰ期(前期):〜3ヶ月
・妊娠Ⅱ期(中期):3〜6ヶ月
・妊娠Ⅲ期(後期):6ヶ月〜
というような形で分類しています!
次に、妊娠期間中の注意点として上げられるのは、
・期間に関わらず伏臥位は禁忌
・お腹に圧力がかかるのでバルサルバ法(怒責)は禁忌
・バランス能力が低下するので、転倒の危険性がある種目は避ける。
・関節が弛緩しやすくなっているので急な方向転換や衝撃のある種目は避ける
・妊娠6ヶ月目以降は、マシン中心のトレーニングを行う。
・妊娠3ヶ月目以降は仰臥位は禁忌
・運動強度はRPE(主観的運動強度)を基準に設定する。
などがあります。
なので、正答はdとなります!
それでは、上記を踏まえてもう1問考えてみましょう!
a:バーベルスクワット
b:ラットプルダウン
c:ランジ
d:ダンベルフライ
1問目の解説があれば簡単ですね!
それでは答えを見ていきましょう。
答え:b
となります!
妊娠6ヶ月目以降は、マシン中心のメニューが推奨されます。
お腹が大きくなると、バランス能力が低下し転倒しやすくなるため安定した状態での運動が理想だからです。
なのでマシントレーニングであるラットプルダウンが最も適切であると言えます!
バーベルスクワットは、バルサルバ法が起こりやすく、ランジは転倒の可能性が高いので
避けるべきでしょう。
ダンベルフライは、仰臥位のエクササイズなので行うのであれば妊娠3ヶ月以内にしましょう。
何故、仰臥位がNGかと言うと、お腹の中の胎児が大きくなるにつれて、仰臥位になると鼠蹊部にある
大きな動脈(鼠蹊動脈)を圧迫してしまい、下半身への血流が阻害されてしまう恐れがあるためです。
血流が滞ってしまったら母子ともに影響が出てしまうので、トレーニングする、しないに関わらず気をつけましょう!
いかがでしたでしょうか?
妊婦に対する知識は試験だけでなく、実際にお客様として担当する可能性があるので理解しておくと
役に立つ物なので是非しっかり復習してください!
それでは次回の問題もお楽しみに!
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