こんにちは!
ASPトレーナースクールの女性トレーナー小林です!
本日は、NSCA対策〜18章栄養と代謝に問題を抱えるクライアント〜
「摂食障害」についての解説および問題です。
痩せることに対する過剰なプレッシャーから異常行動に走り健康を害すること。
現在では、青年期や若年成人女性の1~5%に摂食障害が見られます。
摂食障害には2つのパターンがあり、神経性食欲不振症と神経性過食症があります。
極端な体重の減少、体重を維持することへの拒絶、体重が増えることに対する強烈な恐怖心、歪んだ身体イメージを持っており、無月経(少なくても3回以上連続して月経がない)を特徴とします。
①制限型(最も一般的なタイプ)
食事の種類や量を厳しく制限する
②むちゃ食い/排出型
過食とそれに続く排出行動を繰り返す
神経性食欲不振症の危険信号
・痩せている場合でさえ太っていると感じる。
・体重,食事,外見に対する強迫観念
・冷気に対する敏感
・脱毛、髪や皮膚の乾燥、爪の脆弱 ※もろくなる
・便秘 等
過食→排出を繰り返す。
過食期の間は、短時間に大量のものを食べる。排出行動には、緩下剤や利尿剤、または浣腸の使用といった自己誘発性嘔吐や、カロリー燃焼のための異常なほどの運動を行うなどの特徴があります。
過食症の人は過食期の食事量をコントロールできなくなります。
過食と排出行動が少なくとも、3ヶ月間、平均週2回以上あるときに、過食症と診断されます。
神経性過食症の危険信号
・自己誘発嘔吐(週2回以上、少なくとも3カ月)
・過度な運動
・一晩で0.9~2.5kgの急激な体重変動
・生理不順または無月経
・下痢、便秘 等
a,食べ物について常に考えている
b,大量に食べることを繰り返す
c,体重増加を常に拒絶する
答え:c,体重増加を常に拒絶する
【解説】
「a,食べ物について常に考えている」「b,大量に食べることを繰り返す」は過食→排出を繰り返す、神経性過食症の症状になります。
一方で「c,体重増加を常に拒絶する」は食事の種類や量を厳しく制限する神経性食欲不振症の制限型の特徴になります。
この問題では、過食症にみられない行動を選択する必要がありますので答えはcになります!
神経性食欲不振症と神経性過食症、2つの特徴の違いを理解しておく必要がありますね。
・食行動の異常および、神経性食欲不振症や神経性過食症の人は、内科的、精神的合併症の症状があることも理解しておく必要がある。
・合併症には、抑うつ,自尊心の低下,消化器疾患,生理不順,心臓疾患,が含まれ、最終的には心不全または自殺による死を招くこともある
指導は身体状況に加え、精神状態への理解も必要になるので、覚えておきましょう!
今回はNSCA対策〜18章栄養と代謝に問題を抱えるクライアント〜摂食障害についての解説でした!
種類があることや、2つの種類の特徴をおさえておくようにしましょう。
次回もお楽しみに!
最後までありがとうございました!
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