みなさんこんにちは!
ASPトレーナースクールです!
さあ本日もNSCA対策として実際に問題を確認して行きましょう!
ではまずメタボリックシンドロームの定義について確認しましょう!
次の症状のうち3つ以上を持っている人がメタボリックシンドロームと定義されます。
・ウエスト 男性103cm以上 女性89cm以上
・高グリセリド血漿 150mg/dl以上
・HDLコレステロール血漿 男性40mg/dl未満 女性50mg/dl未満
・高血圧 130/85mmHg以上
・空腹時血糖値 110mg/dl以上
まず今回の問題を解く際に上記の内容を把握する必要がありますね!
次にコレステロールについて、改めて確認して行きましょう!
脂質の一種で、人間の血液中だけでなく、脳、内臓、筋肉などに存在します!
細胞膜、性ホルモンや副腎皮質ホルモン、脂肪の消化吸収を助ける胆汁の材料になります。
コレステロールというと良くないイメージをもたれがちですが、人間の体は約60兆個の細胞からなりたっており、そのひとつひとつを形作る細胞膜の材料もコレステロールということを考えると、
コレステロールはなくてはならないと言うこともできます。
そして、コレステロールには二つの種類があります!みなさん覚えていますか?
それが今回の問題の選択肢にも出てきていますね。
HDL(善玉コレステロール)
LDL(悪玉コレステロール)
の二つです。
それぞれの働きは???
HDLは善玉と呼ばれるだけあり、人体にとって良い働きをしてくれます。
簡潔に言うと血管内を綺麗にしてくれる役割があります!つまり多い方が良い!と言うことが言えます。
一方でLDLは悪玉と呼ばれ、人体にとってネガティブな働きをします。
ズバリ血管内を汚し傷つける原因となり心疾患の原因にもなり得ます。少ない方が良い!と言えますね。
ここまでくれば今回の問題でLDLの増加がメタボリックシンドロームのリスク低減に寄与することやHDLコレステロールの増加は、むしろリスクを増加させてしまうことがわかりますね!
脂質の種類やコントロールはとても難しいですが、トレーナーとしての知識という点において
とても基本的で重要ですね!
これを機会に改めて19章の内容を確認してみましょう!
それではまた次回まで!