こんにちは!
ASPスクールです!
本日は
第19章『栄養と代謝に問題を抱えるクライアント』
についての問題および解説です!
さっそく解説をしていきましょう。
まず、血糖値という言葉は聞き慣れている人も多いと思います。
血糖値とは、血液中のグルコース(ブドウ糖)の量のことです。食事の後に血糖値が上がると、インスリンという血糖値を下げるホルモンが膵臓から分泌されます。
そのインスリンがしっかり分泌されない、もしくは分泌されても身体がそれにN反応しづらくなってしまい、血糖値が常に高い状態なのが高血糖と呼ばれる状態で、それが糖尿病などの病気につながってしまうというわけです。
そして、糖尿病の主要なタイプには1型、2型、および妊娠糖尿病があります。
それぞれどんなものなのか見ていきましょう!
まずは上記の問題に出てきた2型糖尿病です。
2型糖尿病は、糖尿病の最も一般的なタイプで、糖尿病の症例の約90% を占めます。以前は「インスリン非依存型の糖尿病」(NIDDM)と呼ばれていて、インスリン抵抗性およびインスリン分泌の低下を特徴とします。
2型糖尿病は、家族歴、老化、肥満、運動不足と深く関係しています。
2型糖尿病の治療には通常、食事療法、体重の調節、定期的な運動、および経口血糖降下薬があります。
以前は「インスリン依存型糖尿病」(IDDM)として知られていた1型糖尿病は、インスリンを作るすい臓のβ細胞という細胞が破壊にされ、インスリンがほとんど作られなくなってしまう病気です。糖尿病患者の約10% が1型糖尿病で、これらの人々のほとんどは25歳以前に発症します。
1型糖尿病患者は、生きていくために、注射等で身体の外からインスリンを投与する必要があります。
制御されていないか1型糖尿病と診断されて聞もない人は、糖尿病性ケトアシドーシスという状態に陥りやすいことが知られています。糖尿病性ケトアシドーシスとは、インスリン濃度が著しく低下したためにケトン体が蓄積して起こる状態で、初期症状には頻尿、悪心、嘱吐、腹痛、階眠があります。治療をしないと昏睡に陥ることもあり大変危険な状態です。
妊娠糖尿病は、糖尿病と診断されていなかった女性が妊娠中に血糖値が上昇し、ほかの糖尿病症状が出現する状態です。妊娠糖尿病はインスリンの不足ではなく、インスリン抵抗性によるものです。
糖尿病のすべての症状は分娩後に消失しますが、影響された母体はその後、2型糖尿病を発症する危険性が増大してしまいます。
妊娠糖尿病の治療には、特別治療食、運動、およびインスリン注射があります。
さて、お分かりいただけましたでしょうか?
もう一度問題を見直してみてくださいね。
パーソナルトレーナーにとって、病気を抱えるお客様を担当することも少なくありません。
その時に必要な最低限の知識をNSCAを勉強して身につけましょう!
それでは、次回もお楽しみに!
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