皆様こんにちは!
ASPトレーナースクールの表です!😄
体を動かすトレーニングは、常に怪我というリスクを抱えています。
今回は、お客様の体を預かるトレーナーに必須の知識、応急処置方法について学んでいきましょう!!
早速ですが、問題です!
1.受傷部位を冷却し、ストレッチを行う
2.受傷部位を固めて、温める
3.回復を促進するために、受傷部位を心臓より低い位置にする
4.受傷部位を冷却し、心臓よりも高い位置にする
どれも重要そうですよね🤔
正解は…
正解出来ましたでしょうか?
では問題の解説とともに、応急処置における基本知識、RICE処置についてお話ししていきましょう!
RICE処置とは、運動中に、肉離れや打撲、捻挫など外傷を受けた際、48時間から72時間(急性期)に行うべき、基本的な応急処置方法のことです。
Rest(安静)
Icing(冷却)
Compression(圧迫)
Elevation(挙上)
以上の4つの処置の頭文字から名付けられ、早期にRICE処置を行うことで、内出血や腫れ、痛みを抑え、回復を助ける効果があります。
それでは、1つずつ詳しく見ていきましょう!
怪我をしたら、まずは安静を保ち、動かさないことが大切です。
悪化してしまう可能性を防ぐため、怪我をしたと思われる部分だけでなく、心臓に近い関節も、タオルなどで包みこみ、患部が動かないようにします。
患部を氷や氷水などで冷やします。体温を下げることで、患部の毛細血管が収縮して、腫れや内出血、痛みなどが抑えられます。
ただし、冷やしすぎると凍傷になるリスクがあるので注意しましょう。
圧迫といっても、無理に押さえて締める必要はなく、患部にテープなどを巻いて圧迫し、腫れや内出血を最小限に抑えます。
患部を動かないようにすることがポイントです。
患部を心臓より高い位置に保ちます。
患部の腫れは、血液などの水分から成っているため、血液を送り出す心臓より高くすることで、内出血による腫れを防ぐことができます。
以上がRICE処置です。
患部を冷やしたり、心臓より高い位置に保つなどは、どこかで聞いたこともあったんじゃないでしょうか?
これらを駆使することで、応急処置を適切に行うことが出来ます!
これが分かれば、さっきの問題も楽勝ですね!
1.受傷部位を冷却し、ストレッチを行う →動かさない(Rest)
2.受傷部位を固めて、温める →冷却する(Icing)
3.回復を促進するために、受傷部位を心臓より低い位置にする →心臓より高い位置(Elevation)
4.受傷部位を冷却し、心臓よりも高い位置にする →正解
このようにRICE処置に当てはめていけば、答えを導き出すことが出来ます!
トレーニング中は、いつ、どこで、誰が、怪我をするか分かりません😥
怪我をしないように、最善の注意を払うことはもちろん大切です!
しかし、事故が起きた際、応急処置の正しい知識があれば、状況の悪化を防ぎ、その後の回復を促進させることも出来るので、RICE処置をしっかりと覚えておきましょう!!
今回も最後までお読みいただきありがとうございます!!🙇♂️
次回の投稿もお楽しみに!!