皆さんこんにちは!
ASPトレーナースクールの藤本です!
夏の暑さが終わり、過ごしやすい季節になりましたね🍂
食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋etc…
色々ありますが、ここではNSCA合格に向けた勉強の秋にしていきましょう😎✨
それでは早速、NSCA17章から問題です!!
Q.100mのタイムを縮めたいというクライアントがいる。
クライアントの走りを見ると、周囲より一歩の距離が短いことが分かった。
このとき提供するトレーニングで最も適切なものはどれか。
a.クライアントをけん引する
b.下り坂ダッシュ
c.高速トレッドミル
d.上り坂ダッシュ
皆さん分かりましたか?
答えは、、、
d.上り坂ダッシュです🏃♀️💨
理由まで答えられるよう、1つずつ解説していきます!
まずはNSCAの17章を思い出しましょう💡
スプリントテクニックのストライド頻度・ストライド長は覚えていますか?
一定時間内のストライド数。
ストライド頻度の増加=歩数を増やす(足の回転数を上げる)こと。
一歩の距離。
ストライド長の増加=一歩の距離を伸ばすこと。
ストライド頻度とストライド長の増加でランニングスピードは速くなります🏃♀️💨
今回の問題では
“クライアントの走りは周囲より一歩の距離が短い→ストライド長(一歩の距離)を増加させたい”
ということになります!
続いて、そのためにどのようなトレーニングが必要か見ていきましょう👀
トレーニングプログラムにおいて、アシスティッドスプリント・レジスティッドスプリントはおさえておきましょう✊
勘の鋭い方は分かるかもしれませんが、トレーニングでは“アシスティッド=負荷を軽減” “レジスティッド=負荷を増加”という意味を持っています。
それをスピードプログラムにあてはめてみると、、、
負荷を軽減したトレーニングにより、自身の持つ能力より高い能力発揮が起こる。
その為、通常のスプリントで慣れているよりも多くの歩数で走ることを強いられる=回転数の増加
練習例:下り坂スプリント、高速トーイング(けん引)、高速トレッドミルetc…
負荷をかけることで蹴り脚の地面への反発が高まる。
その為、接地足の床反力発揮を増大させる=歩幅の拡大
練習例:上り坂スプリント、砂や水を背負って走る、パラシュートをけん引して走るetc…
スピードテクニックのプログラムデザインにおいて、足の回転を速くしたい方にはアシスティッドスプリント、歩幅を大きくしたい方にはレジスティッドスプリントを選択することが最適です。
スピードテクニックのプログラムデザインの理解は深まりましたか?
答えだけでなく、理由まで説明できるとGoodです👍
この問題は足が速くなりたい方への練習メニューを組み立てる時の参考にもなりますね🧐
走ることはどんなスポーツにもつながってきますので覚えておきましょう✅
本日は以上です!
最後まで読んでくださりありがとうございました✨
次回もお楽しみに♪