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2019.10.02NSCA-CPT対策

NSCA対策 〜妊婦・高齢者・青年期直前のクライアント〜

こんにちは!

ASPIトレーナースクールです!

 

本日は、

18章 「妊婦・高齢者・青年期直前のクライアント」

の問題および解説です。

 

問題:妊娠中のクライアントについて、仰臥位でのエクササイズが禁忌となるのはいつからか?

A:妊娠した時点から

B:妊娠4週以降

C:妊娠中期に入った時点から

D:妊娠後期に入った時点から

 

 

 

回答 C:妊娠中期をすぎた時点から

 

解説

それでは解説をしていきます!

そもそも妊娠中のエクササイズは必要なのか!?というお話からすると必要になります!

妊娠中のエクササイズを行う理由

・出産のための体力作り

・生活習慣病の予防

・気分転換、ストレス解消

などが挙げられます。

 

出産には多くのエネルギーが必要になります!(一説には富士山登山くらいのエネルギーを使うとも言われています)その際に全く運動もせず、寝たきりの状態が続いた場合、間違いなく体力不足に陥ります。

なので適度に運動して体力をつけておくことは必要です!

 

また、妊娠性糖尿病という病気もあり、妊娠中は血糖値が上がりやすい状態となっています。

適切な食事と適切な運動、この療法が必要となってきます!

妊娠する前は運動していた人が急に運動をやめることでストレスにもなるので適度な運動で気分転換することも大切な要素となります。

 

妊婦の区分け

妊婦の区分けは以下のようになっています。

運動は初期からやっていいですが、最初は軽めの運動から始めましょう。

徐々に強度を上げていきましょう。

 

ただし、お腹の中の赤ちゃんが大きくなってくるとバランスが取りづらくなるので

徐々に安定性の高い種目に変更する必要があります。

妊娠後期では安定性の高いマシントレーニングを採用し、バランスの悪い種目(ランジやブルガリアンスクワットなど)は避けましょう!

 

 

そして妊娠中期からは仰臥位のエクササイズは禁止になります。

妊娠中期からも仰臥位でいると、大きくなった子宮が、心臓に帰る血液が流れている「下大静脈」を圧迫します。

下大静脈が圧迫されて血液が心臓に戻らなくなると、心臓から送り出される血液量も少なくなるため、血圧が低下してしまい、体は酸素不足に陥ります。

その結果、悪心・嘔吐、生あくびなどの「仰臥位低血圧症候群」になる可能性があります。

 

そのため中期(3ヶ月〜)からは仰臥位のエクササイズを避ける必要があるのです。

 

つまり問題の正解はCの妊娠中期を過ぎてからということになります!

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

 

妊婦に運動が必要なこと、いつから仰臥位がダメなのか?

 

知らない人も多いので、ぜひ覚えていただき今後に活かしていただければと思います!

 

今回はここまで!次回の投稿もお楽しみに!^ ^🍡

 

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