皆様こんにちは🌈
ASPトレーナースクールの牧子です!
今回は11章に出てくる『ウエスト-ヒップ比』についての問題を解説をします!
それでは問題を見てみましょう!
a.1.4
b.1.0
c.0.7
d.0.5
解説を見ていきましょう!!
名前の通り「ウエストとヒップを比べたときの差」のことを言います。
なぜこれを測るのかと言うと、
『体内の脂肪蓄積の分布とそれに伴う疾患の危険性を評価するためのツール』
とされています(NSCA教科書参照)
今と違って、昔は体組成計という優れたマシンは無かったため、体脂肪率がどれくらいか評価できませんでした。
我々人間はある時から肥満が増え始め、それに伴い病気や脂肪などのリスクが高くなりました。
しかし、その肥満を測定する方法が無かった時に「お腹が出ている=危険性が高い」ということで、ウエストを測り危険ラインを設けることでリスク予防をしてきました。
①ウエスト(腹部)の最小囲と、ヒップ(臀部)の最大囲を測定
→張力をかけるが、皮膚に跡が残るほどかけない
②ウエストの周囲径を、ヒップの周囲径で割る(ウエスト÷ヒップ)
例)ウエスト80cm、ヒップ90cm の場合
80÷90=0.89
男性であれば、0.83〜0.90
女性であれば、0.71〜0.80
上記の範囲が標準とされています。
上記の例で言えば、男性は標準、女性は少し高いですね!!
つまり、
ウエストの数値が高ければ高いほど、この数値が高くなり危険性も高くなる。
ということなんです!
また、“黄金比”というのがあるのはご存知でしょうか?
これは女性の場合に限りますが、ウエスト-ヒップ比が0.7だと魅力的だと言うことです!!
(女性の皆さんは、早速測ってみましょう!男性の皆さんは、彼女さんのをコッソリ測ってみましょう)
別の問題も見てみましょう!
a.24
b.22
c.20
d.18
こちらの解説も見ていきましょう!
Body Mass Index の略で、日本語でいう「体格指数」と呼ばれるものです。
これは世界共通の“肥満度の指標”であり、どこの国でも共通の測定方法です。
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
で算出します。
男女共通で、
18.5未満→痩せ
18.5〜25未満→標準
25〜30未満→肥満
30以上→高度肥満
となっております。
特に25以上は高脂血症や高血圧、糖尿病などのリスクがあるので注意が必要です!!
いかがだったでしょうか?
NSCA対策だけでなく、自分や周囲の人を計測し、リスク管理をすることもトレーナーの役割です!
ぜひトレーナーになる前から管理してみましょう!