みなさんこんにちは!
ASPトレーナースクールの新垣です!
本日はクライアントをモチベートするときに重要な心理学について学んでいきましょう!
トレーニング指導や、アスリートのスポーツ指導をしていく上で、クライアントのモチベーションを維持する事は結果を出していく上で非常に重要です!
本日はそのモチベートに関わる4つの指導法について解説を行なっていきます!
それでは、早速ですが以下の問いについて考えてみましょう!
①紅白戦で勝利したので、練習後のグラウンド整備が免除された。
②試合でミスをしてしまい、次戦でベンチスタートとなった。
③テストで100点をとったのでご褒美として好きなおもちゃを買ってあげた。
④ダイエット期間中に禁止されていたケーキを食べてしまったため、今日のトレーニングでは有酸素運動のメニューが追加された。
①紅白戦で勝利したので、練習後のグラウンド整備が免除された。→ 負の強化
②試合でミスをしてしまい、次戦でベンチスタートとなった→ 負の罰
③テストで100点をとったのでご褒美として好きなおもちゃを買ってあげた。→ 正の強化
④ダイエット期間中に禁止されていたケーキを食べてしまったため、今日のトレーニングでは有酸素運動のメニューが追加された。→ 正の罰
いかがでしょうか?
それでは上記の問題の考え方について解説をしていきます!
基本的な考え方としてまず
正とついたら『与える』 強化とついたら『ポジティブな事』
負とついたら『取り除く』 罰とついたら『ネガティブな事』
というようにとらえます!
正の強化
達成できた事に対して、(クライアントの好きな)ボーナス/報酬/賞賛を与える
正の罰
クライアントが苦手とする罰を与える(有酸素運動/腹筋/掃除など)
負の強化
本来与えられるはずだった罰の消去(グラウンド整備/休日出勤/宿題)
負の罰
自分の持っていたプラスの要素が没収される(権限/立場/お金/役職)
つまり上記の点を踏まえて考えると
①紅白戦で勝利したので、練習後のグラウンド整備が免除された。
→ グラウンド整備がその人にとってマイナスなもの、つまりネカティブな事を取り除いているので負の強化
②試合でミスをしてしまい、次戦でベンチスタートとなった。
→ 試合でのミスにより、スタメンだったという立場が奪われしまっているので、負の罰
③テストで100点をとったのでご褒美として好きなおもちゃを買ってあげた。
→おもちゃはその人にとってもらって嬉しいもの、プラスなの要素を与えているので正の強化
④ダイエット期間中に禁止されていたケーキを食べてしまったため、今日のトレーニングでは有酸素運動のメニューが追加された。
→ 有酸素運動という、その人にとってネガティブな要素を与えているので正の罰
〜まとめ〜
本日は以上となります!
こちらの4つの要素はテストでも過去に多く出題されてきていますので
しっかりと理解を深めていきましょう!
それではまた次回お会いしましょう!
ありがとうございました!