皆さんこんにちは!
ASPトレーナースクールの及川です(^o^)
街はすっかりクリスマスムードですね!皆様はクリスマス予定はお決まりでしょうか?
私は一人寂しく過ごすことになりそうです。勉強して気を紛らわせようと思います笑
さて、本日はNSCA第11章より「体力評価の選択と管理」に関する練習問題について解説いたします。
それでは早速問題です!
a.②→①→③→④
b.④→③→①→②
c.④→①→②→③
d.④→①→③→②
体力評価テストの順番は以下のとおりです。
1 安静時テスト(安静時心拍数・身長・体重・周径位・体脂肪率など)
2 非疲労性テスト(柔軟性・バランス)
3 アジリティテスト(Tテストなど)
4 最大パワーテスト(パワークリーンなど)
5 筋力テスト(1RMテストなど)
6 局所持久力テスト(1分間シットアップテストなど)
7 無酸素性能力テスト(300ヤードシャトルランなど)
8 有酸素性能力テスト(12分間走、YMCA自転車エルゴメーターテストなど)
これを踏まえて問題文のテスト項目を見てみましょう!
①シット&リーチ
→非疲労性テストに該当します。
ハムストリングスと臀筋群の柔軟性を評価するテストです。
②エルゴメーターテスト
→有酸素能力テストに該当します。
エルゴメーターという運動強度を調節できる器具を用いて有酸素能力を評価するテストです。
エルゴメーターには自転車エルゴメーターやローイングエルゴメーターなど様々な種類があります!
③スクワット1RMテスト
→筋力テストに該当します。
スクワットの最大挙上重量を測定することで、下半身の筋力を評価するテストです。
④皮脂厚測定
→安静時テストに該当します。キャリパーという器具を用いて、体脂肪率と体脂肪分布を評価できるテストです。
今回の問題はテストの実施順を覚え、それぞれに種目を当てはめて考えることができれば解くことが出来ましたね。
とはいえ、8種類のテスト項目の順番を暗記するのは大変ですね(-_-;)
そこで体力測定の順番を考えるときには、以下の2つのポイントを抑えておきましょう(^o^)
一つ、神経を使うものほど先に行う(筋パワー→筋力)
二つ、エネルギーを要するものほど後に行う(息が上がらないものから先に実施し、有酸素は最後になる)
体力評価テストの順番は実施者が最も高いパフォーマンスを発揮できるように設定されています!
順番を間違えてしまうと、実力を発揮することができなかったり、正しく測定出来なかったりという結果を招いてしまいます。
例えば、1.5kmの持久走の後にスクワットの1RM測定を行ったら、下半身に疲労が溜まっているので測定結果は悪くなってしまいます。
この2つの前提が守られているかどうかを基準にご自身の回答を見直してみましょう!
今回はNSCA第11章から体力テストに関する練習問題の解説をいたしました。
ベースデータを正しく測定することは、効果的なトレーニングを提供する上で必要不可欠です!
しっかりと復習して試験に臨みましょう(^o^)
それでは本日はここまでです!最後までお読みいただきありがとうございました!
次回もお楽しみに♫
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