こんにちは!
ASPトレーナースクールの松村です!!
さて、今回は「18章 高齢者のエクササイズ」についての問題及び解説となります!
誰もが安全に運動を楽しんでもらえるように、ガイドラインの理解が大切です!
今後、トレーナーとして働くにあたって、高齢者へ指導を行う際に役に立つ知識もたくさんあるので、しっかり覚えていきましょう!
それでは問題です!
A:スクワット
B:レッグエクステンション
C:レッグプレス
D:ステップアップ
回答:D ステップアップ
そもそもステップアップとは??
ステップアップは階段昇降と同じ動きで行ないます。
主に、臀部や下肢全体を鍛えるエクササイズです。
バランスを取る必要があるので、小さい筋群の強化だったり、左右筋力差の修正にとても効果的なエクササイズになります。
柔軟性及びバランス感覚が低下している場合、
フリーで行なうと転倒による骨折のリスクや、
急激な伸張ストレスによる筋損傷のリスクが高くなるので、高齢者のクライアントには提供しないよう注意しましょう!
<スクワットについて>
ステップアップが片脚に対して、スクワットは両足で行なうので安全といえます。
(「重りあり」とは記載がされていないので、リスクは低いと考えられる)
<レッグエクステンション、レッグプレスについて>
マシンでのトレーニングは初心者でも安全に行なうことができます。
(マシンでのトレーニングが安定して行なえるようになってから、フリー種目を行なうのが妥当と考えられています。)
A:運動を行なう頻度は2〜3日/週(連続しない日)
B:最大の動作範囲で行なう
C:1RMの50%で行なう
D:1REPにつき、4〜6秒の速度で行なう
回答:C 1RMの50%で行なう
高齢者のレジスタンストレーニングに対して、強度範囲は55〜90%と設定されております。
(推奨は65〜80%として設定されているので、こちらも覚えておきましょう!)
<高齢者のレジスタンストレーニングのメリット>
・骨粗鬆症の改善
・心臓血管系の改善
・大腸ガンのリスク低減
・2型糖尿病の改善
・腰痛/関節炎の改善
・筋肉減少の改善
本日はここまで!
ちなみにNSCAでは、50歳以上を高齢者(シニア)と定義しています!
高齢者についての問題は試験で頻出するわけではありませんが、これからの時代、確実に現場で必要になる知識になります!
しっかりと復習していきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!
次回の投稿もお楽しみに!
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