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2021.01.30NSCA-CPT対策

NSCA対策 ~10章 体力評価~

こんにちは!

ASPトレーナースクールの酒井です。

本日はNSCA10章~体力評価 運動テストの測定基準についての問題です!

試験においてもよく出題される分野であり、また現場的には体力評価は、今後のトレーニングプログラムの基準となる、とても大切なものになります✨

それでは、問題から見ていきましょう!

 

問題:フルマラソン完走を目的とするクライアントに対して、特に行う必要がない測定は次のうちどれか?

a. 12分間走

b.Tテスト

c.3分間上体起こし

d. スクワットRMテスト

 

 

complexity concept, complex problem solution, business man thinking

 

 

 

 

 

解答:b. Tテスト

 

如何でしょうか?

まずは選択肢にあるテスト種目について解説していきます!

 

 a. 12分間走

こちらは有酸素系テストの1つです。

最大酸素摂取量を測定するためのものとなり、テスト方法は12分間走ります。

簡易的なテストに感じられますが、NSCAでは「走る」という行為は、運動強度的に中程度と示しております。

理由としては、接地時の関節への衝撃が大きい(体重の2~4倍)ので、体への負担的に中程度なのです。

上記に伴い対象者も制限があり、運動を定期的に行っている、40歳以上の健康的な男性・50歳以上の健康的な女性とされています。

 

 

 

b.Tテスト

こちらはアジリティテストの1つです。

コーンを使用して、ダッシュ(加速&減速)サイドステップバックステップによるアジリティ(敏捷性)と切り返し動作時の姿勢・柔軟性が求められるテストです。

 

 

c.3分間上体起こし

こちらは局所的筋持久力テストの1つです。

NSCA的には「パーシャルカールアップテスト」という種目と同じ動作のテストと、考えていただいて問題ありません!

しかし、11章に記載されている筋持久力テスト欄の上記テストは、実施時間が1分間(60秒)とされています。

今回は問題に伴い、3分となります。

 

 

d. スクワットRMテスト

こちらは筋力テストの1つです。

RMとは、repetition maximum 最大反復回数 という意味になります。

内容的には、スクワットの最大反復回数を測定するものとなり、目的は下肢筋群の筋力テストです。

 

 

全ての選択を確認できましたね?

上記の中で、b. Tテストは「アジリティ:敏捷性」が求められるものとなります。

 

問題にある通り、クライアントの目的は「フルマラソン完走」です。

フルマラソンという競技に、敏捷性は必要がありません🙅‍♀️

なので、今回は回答が「b. Tテスト」となります!

 

Silhouette of businessman holding flag on the top of mountain with over blue sky and sunlight. It is symbol of leadership successful achievement with goal and objective target.

 

如何でしょうか?

冒頭でもご紹介した通り、体力評価は今後のトレーニングプログラムの基準となるとても大切なものです。

NSCAのテストで出題もされますが、それだけではなく現場的目線でいっても、とても重要な内容となりますので、しっかりと覚えておきましょう!

 

それでは次回の投稿もお楽しみに^ ^

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