こんにちは!
ASPトレーナースクールの酒井です。
試験においてもよく出題される分野であり、また現場的には体力評価は、今後のトレーニングプログラムの基準となる、とても大切なものになります✨
それでは、問題から見ていきましょう!
a. 12分間走
b.Tテスト
c.3分間上体起こし
d. スクワットRMテスト
如何でしょうか?
まずは選択肢にあるテスト種目について解説していきます!
こちらは有酸素系テストの1つです。
最大酸素摂取量を測定するためのものとなり、テスト方法は12分間走ります。
簡易的なテストに感じられますが、NSCAでは「走る」という行為は、運動強度的に中程度と示しております。
理由としては、接地時の関節への衝撃が大きい(体重の2~4倍)ので、体への負担的に中程度なのです。
上記に伴い対象者も制限があり、運動を定期的に行っている、40歳以上の健康的な男性・50歳以上の健康的な女性とされています。
こちらはアジリティテストの1つです。
コーンを使用して、ダッシュ(加速&減速)→サイドステップ→バックステップによるアジリティ(敏捷性)と切り返し動作時の姿勢・柔軟性が求められるテストです。
こちらは局所的筋持久力テストの1つです。
NSCA的には「パーシャルカールアップテスト」という種目と同じ動作のテストと、考えていただいて問題ありません!
しかし、11章に記載されている筋持久力テスト欄の上記テストは、実施時間が1分間(60秒)とされています。
今回は問題に伴い、3分となります。
こちらは筋力テストの1つです。
RMとは、repetition maximum = 最大反復回数 という意味になります。
内容的には、スクワットの最大反復回数を測定するものとなり、目的は下肢筋群の筋力テストです。
上記の中で、b. Tテストは「アジリティ:敏捷性」が求められるものとなります。
問題にある通り、クライアントの目的は「フルマラソン完走」です。
フルマラソンという競技に、敏捷性は必要がありません🙅♀️
なので、今回は回答が「b. Tテスト」となります!
如何でしょうか?
冒頭でもご紹介した通り、体力評価は今後のトレーニングプログラムの基準となるとても大切なものです。
NSCAのテストで出題もされますが、それだけではなく現場的目線でいっても、とても重要な内容となりますので、しっかりと覚えておきましょう!
それでは次回の投稿もお楽しみに^ ^