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2020.02.09NSCA-CPT対策

NSCA対策11章〜体力テスト法と評価基準〜(2020.02)

みなさんこんにちは!
ASPトレーナースクールです!

 

最近は、寒暖差が激しいため、体調管理に気を付けて勉強を進めて参りましょう!

 

本日はNSCA11章に関する体力テスト法と評価基準について、大切なポイントを学んでいきましょう!

 

それでは早速問題です!

 

ピンチキャリパーで皮脂厚を計測する際のキャリパーの扱い方に関して誤った記述はどれか?

 

a.皮膚は、親指と人差し指でつまむ

b.つまんだ皮膚に対して45度の角度で当てる

c.測定は、各部位で最低2回行う

d.測定中は、キャリパーのグリップを離す

 

 

 

 

 

 

 

 

正解は…

 

 

 D

です!

 

以下で詳しく解説していきます!

 

キャリパー法(皮脂厚測定)とは?

キャリパーで皮下脂肪組織の厚さを測定する妥当性がある体脂肪率測定法となっております。

 

<皮脂厚測定に関する注意点>

・身体の右側で計測する

・運動前で、皮膚が乾燥している状態が望ましい。運動後は水分状態が変化してしまうため皮脂厚に影響する

・測定位置に目印をつけ、測定する部位から1cm離れた位置を親指と他の指でつまむ。

・つまんだ皮膚を保持し、キャリパーで挟む。

・キャリパーの圧をかけて1〜2秒後(4秒以内)に皮脂厚を記録する。

・各部位で最低2回の計測を行う。2mmあるいは10%以上の誤差があった場合、再度測定を行う。

 

<測定部位>

男性:胸部・腹部・大腿部

女性:上腕背部・腸骨上部・大腿部

測定部位は、上記にように男女別れます!

 

<つまむ位置の違い>

斜めにつまむ部位:胸部・肩甲骨下部・腸骨上部

垂直につまむ部位:腋窩・上腕背部・腹部・大腿部・下腿内側部

この様に斜めもしくは、垂直につまむ形となります。

 

<部位別>

①胸部   →腋窩前線と乳頭のラインの中間を(斜め)につまむ​

②腋窩   →剣状突起下端と腋窩のライン(下)の交わる点を垂直につまむ​

③上腕背部 →肩峰と肘頭の中間を垂直につまむ​

④肩甲骨下部→内側縁の延長線上、下角から1~2cm下を(斜め)につまむ​

⑤腹部   →臍から2cm離れた側部を垂直につまむ​

⑥腸骨上部 →腋窩のライン(下)とぶつかる腸骨上部を(斜め)につまむ​

⑦大腿部  →股関節と膝関節の中間の大腿部前面を垂直につまむ​

⑧下腿内側部→膝を90度に曲げ、下腿最大囲の位置を垂直につまむ​

 

今回の問題文では、

a.皮膚は、親指と人差し指でつまむ

➺適切。

 

b.つまんだ皮膚に対して45度の角度で当てる

➺適切。

 

c.測定は、各部位で最低2回行う

➺適切。

 

d.測定中は、キャリパーのグリップを離す

➺親指と人差し指でつまみつづけます。また、キャリパーの圧をかけて1〜2秒後(4秒以内)に皮脂厚を記録します。

 

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

現在は、体組成計で詳細な数値を知る事が主流ですが、以前は、キャリパーと言われる器具を用いて計測していたのですね!

11章〜体力テスト法と評価基準〜は、暗記する内容が多いですので、大切なポイントをしっかりと復習していきましょう。

それでは次回もお楽しみに!!

 

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