みなさん、こんにちは!!
ASPトレーナースクールです!
本日は
11章は、身体組成や筋力などのテスト項目について説明している章ですね!
クライアントに適した、妥当性・信頼性のあるテストを選択しなければなりません!
きちんとしたテストを行わなければクライアントの状態や能力を把握することができず、適切なトレーニングを処方できなくなってしまいますね!
問題および解説を行うので、しっかり学んでいきましょう!
それでは早速問題です!!(デデン!)
いざ文章で問われると、初見の場合は意外と解けない問題です。
では、ウエスト-ヒップ比について解説していきますね!
ウエスト周囲径をヒップ周囲径で割った値のことです!
肥満の体型指標として用いられます。
肥満者の体型を表す「洋なし型肥満」と「リンゴ型肥満」のどちらのタイプの肥満かは、
このウエスト-ヒップ比で判断します。
比の求め方は、以下のとおりです。
ウエスト-ヒップ比 = ウエスト(cm)÷ ヒップ(cm)
ウエスト-ヒップ比の値が大きいと、上半身(腹部)に脂肪が蓄積しているリンゴ型肥満(腹部肥満)であり、種々の合併症をきたしやすい肥満体型と言えます。欧米では、男性は1.0以上、女性は0.9以上が目安とされています。
※特に腹部に脂肪を多く蓄えた人たちは、心臓血管系や代謝系疾患の危険性が上がります!
(例)ウエスト 80cm、ヒップ90cmの場合。
80(cm)÷ 90(cm) = 0.89(ウエスト-ヒップ比)
男性は0.83〜0.90/女性は0.71〜0.80前後で中程度と言われています。
※年齢によって変わります。
BMI(Body Mass Index)はボディマス指数と呼ばれ、体重と身長から算出される肥満度を表す体格指数です!
ベルギーのアドルフ・ケトレーが、1835年に統計手法を導入してBMIを提案しました。
BMIは、同じ体重でも脂肪や筋肉量も違うので限界がありますが、計算式が簡単なこともあり、現在では世界共通に用いられています。
BMI = 体重(kg)÷ 身長(m)÷ 身長(m)
(例)身長170cm、体重72kgの場合。
72(kg)÷ 1.7(m)÷ 1.7(m) = 24.9(BMI)
世界保健機関(WHO)の判定基準では、30.00以上が肥満となります。
※肥満の判定基準は国により異なります。
BIA(Bioelectrical Impedance Analysis)とは、
体内に微弱な電流を流し、その電気的抵抗(インピーダンス)を利用して水分量や体脂肪、筋肉量を間接的に求める方法のことです!
主に家庭用の安価な体脂肪計から、フィットネスクラブや医療施設等の業務用の体組成計がこの原理を利用しています。
簡潔に説明すると「脂肪はほとんど電気を流しませんが、筋肉などの電解質を多く含む組織は電気を流しやすい」という特性を利用します。
・脂肪の多い人(筋肉の少ない人)⇒電気抵抗値が大きい
・脂肪の少ない人(筋肉の多い人)⇒電気抵抗値が小さい
※水分状態や皮膚温、肌の特徴によって数値に大きく影響を受ける。
その為、正確かどうかは意見は分かれています。
この電気抵抗値の違いをもとに分析を行っているので、
乗るだけで(体重と電気抵抗値:インピーダンスをはかることだけで)体組成を導き出すことが出来るのです!
いかがでしたでしょうか?
現在は、体組成計で詳細な数値を知る事が主流ですよね!
11章〜体力テスト法と評価基準〜は、暗記する内容が多いですので、大切なポイントをしっかりと復習していきましょう。
それでは次回もお楽しみに!!
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