こんにちは!
ASPトレーナースクールの若原です。
最近は冬に近づき寒い日が続きますね。
寒くなると筋肉は自然と収縮して熱を発しようとするため体が硬くなりやすいです。
体が硬くなると怪我をしやすくなりますし、血行不良により体もだるくなりやすいですね。
そこで今回の内容は、
NSCA12章「柔軟性トレーニング」についての問題とその解説になります!
柔軟性トレーニングはついつい避けがちですが、柔軟性を高めることでメリットがたくさんあります♪
勉強しながらご自身のケアにも繋がると嬉しいです!分かりやすく説明していきたいと思います💪
問題:PNFストレッチングによる刺激でゴルジ腱器官(GTO)が引き起こす反応はどれか?
a.拮抗筋の弛緩に伴う主働筋の弛緩
b.主働筋の収縮に伴う拮抗筋の弛緩
c.拮抗筋自体の収縮に伴う弛緩
d.主働筋自体の収縮に伴う弛緩
正解:d. 主働筋自体の収縮に伴う弛緩
PNFストレッチの特徴と効果を説明します。
受動的伸張と能動的筋活動によって起こる反射を利用して筋肉を弛緩させるテクニック
①受動的ストレッチ(10秒):クライアントは力を抜き、伸ばされる状態に反発しない
②アイソメトリック収縮(6秒):クライアントは収縮方向に力を入れる
③休憩・リリース:(1〜2秒):クライアントは力を抜きリラックスする
④受動的ストレッチ(30秒):クライアントは力を抜き、リラックスした状態でストレッチを受け入れる
即時的効果・・・柔軟性の向上
長期的効果・・・柔軟性の向上+筋力UP
伸ばしたい筋肉の収縮によって起こるゴルジ腱反射を利用する
筋腱移行部に存在し、伸張を感知する受容器。
筋肉に持続的な伸張が加わった時、腱紡錘が感知して筋肉を弛緩させる反応を起こす
これをゴルジ腱反射といいます。
骨格筋内の錘外筋に存在し、伸張を感知する受容器。
筋肉に急激な伸張が加わった時、筋紡錘が感知して筋肉を収縮させる反応を起こす
これを伸張反射といいます。
今回はPNFストレッチについてメインで説明しましたが、ストレッチ(柔軟性トレーニング)をする事で、
・非効率な動きを減らし、動作スキルの可能性を高める
・傷害予防/筋損傷への抵抗を増加させる
といったメリットがあります。
つまり柔軟性が高まる事で関節の可動域が高まり体が動かしやすくなるため、怪我なども防ぎやすいですね♪
レジスタンストレーニングを行う際も、この柔軟性はとても関係しています。
可動域が広がることでフルレンジでのトレーニングが行えますし、体が硬くてトレーニングの際に主働筋に効かせづらいと効果的なトレーニングを行うこともできません。
効果的なトレーニングのためにもストレッチを是非していきましょう🧘♂️
また、硬くなると血行不良になりやすいです。
血液には酸素・栄養・老廃物を運ぶ働きや、手足を温める働きなどがあります。
寒い時期は体を動かす機会も減ってしまうため、そういう方はストレッチを行う事で運動不足や筋肉のコリなどの血行不良を改善していきましょう!
今回柔軟性について纏めさせていただきました。
最後までありがとうございました😊
次回もお楽しみに♪
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