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2020.02.16NSCA-CPT対策

NSCA対策15章〜レジスタンストレーニングのプログラムデザイン〜

こんにちは!

ASPトレーナースクールです!

本日は、15 「レジスタンストレーニングのプログラムデザイン

の問題および解説です。

問題:クライアントのベンチプレスの1RMが80kgの場合、8レップのセットを行う「低強度日」に適した負荷はどれか?

〈選択肢〉

A:44.7〜50.3kg

B:44.8〜48kg

C:48〜51.2kg

D:43.5〜51.2kg

E:41.6〜44.8kg

 

 

正解 B

解説

まず、この問題を解くためには以下の順番で解き方を組み立てていく必要があります!

 

①1RMの重さを求める

②設定された強度を①で求めた重さに掛け合わせる

上記の流れで問題を解くことができます!

では、そもそも、RMとはどういうものだったかを思い出してみましょう!

 

トレーニングをしていくに当たって負荷を考えることはとっても大切ですよね!

この重さと回数を決めるときに用いられるのがRM法です

 

RMとはレペティション・マキシマム【repetition maximum】の略で、頭文字からRMと呼ばれます。

直訳すると最大反復回数という意味ですね。簡単に言うと繰り返して行える最大の回数です!

 

1回が限界の負荷を1RM、最高10回繰り返せる負荷を10RMというように表します。

RMと反復回数の関係は一般的には以下のようになります!

 

 

表の左が1RMに対しての重さの比(%)で、右が挙上回数です。

こちらの表を参考にすると、1RMの80%の場合、8回の反復が行えるということになりますね!

 

今回問題文に登場する人は1RMが80kgなので、上記の表を参考にして8RMを求めてみましょう!

 

8回行える回数を計算で求めると、

80(kg)×0.8=0.64kg

この問題文に登場する人の8RMは64kgであることがわかります!

 

ですが、この問題はここでは終わりません!

 

次に強度について考えていきましょう!

 

先ほど計算で求めた8RMですが、こちらはあくまで全力を出した時に持ち上げることができる回数です!

 

今回の問題文はあくまで低強度時の8レップを知りたいので、低強度に設定された負荷に調整する必要があります!

 

強度の負荷設定には以下の表を用います!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は低強度に設定したいので、70~75%ですね!

8RMで64kgは、100%の力を出しきったら64kgが8回持ち上がるということですので、ここに70%〜75%を代入していきます!

 

64×0.7  =44.8

64×0.75=48

となるので答えはBになりますね!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

15章「レジスタンストレーニングのプログラムデザイン」に登場する「RMと反復回数の関係表」と「高強度日と低強度日の負荷設定」の両方を覚えておかないと解けない、少し難しい問題でしたね!

計算に不慣れな方は何度も練習すればきっと解けるようになります!一緒にがんばりましょう!

 

それでは次回もお楽しみに!!

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