みなさんこんにちは!
ASPトレーナースクールの坂本です!
本日は第19章の『女性アスリートの三主徴症候群』
についての問題および解説です!
『女性アスリートの三主徴症候群』とは一体どのような疾患なのでしょうか?
解説していきたいと思います!
摂食障害は、次に挙げるような、相互に関連する女性アスリートの3つの症状を引き起こします。
・食行動の異常
・無月経
・骨粗鬆症
この状態が若い女性アスリートの中で最初に発見されたので「アスリート」という言葉が使われるようになりました。
実際には、この状態はアスリートだけでなく、様々な活動レベルの女性に影響を及ぼします。
エクササイズやスポーツによって3つの障害が起こるわけではありませんが、痩せればスポーツパフォーマンスや外見が良くなるだろうという若年層の女性の考えが、結果として非現実的な痩身という誤った目標となるのです。
パーソナルトレーナーは、『女性アスリートの三主徴症候群』を示す女性に注意して、このようなクライアントを診察のために医療機関に紹介するべきです。
それぞれ詳しくご説明していきたいと思います。
食行動の異常とは、大抵は食事制限から始まり、異常な食行動を経て、最後は本格的な摂食障害へ進むことを言います。
クライアントは、減量のためのダイエットを始めると、減量が早くまたは十分に進まないために欲求不満に陥ることがあります。
具体的に言うと自己嘔吐、食事制限(1種類または数種類の特定の食品だけ食べる)、絶食などが挙げられます。
女性は食行動の異常からエネルギー欠乏に陥り、結果として無月経を生じます。
半数以上の方は無月経は体重が減り始めてから起こっています。
少ない食事エネルギーを生命維持に優先的に使うために、体が生殖機能を停止させるという脳の防衛なのです。
体脂肪量と無月経の頻度は反比例します。
無月経になると女性が誕生から30歳までに正常に骨密度を高めるために必要なホルモンが不足し、重大な健康被害を招くこととなります。
こういった病態では正常な骨形成が阻害され、骨量の不可逆的な損失が生じ、骨粗鬆症およびそれに続く合併症を発症します。
いかがでしたか?
『女性アスリートの三主徴症候群』の症状を理解していないと解けない問題でしたね。
こちらはテストに頻出する章なので、NSCAに挑戦される方は、
よく確認していただくようお願い致します!
それでは次回もお楽しみに!!
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