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2021.05.03NSCA-CPT対策

NSCA対策9章〜健康診断の有無・医師が監視するテストの実行〜

みなさんこんにちは!

ASPトレーナースクールの本間です!

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

最近は、夏の陽気となり暖かい日々が続いていますね。

暖かくなってきたため、運動を始める季節の始まりでもありますね!

それでは、本日は、NSCA対策9章の内容を行なっていきましょう。

9章の内容は、試験高頻出ですのでしっかり抑えておきましょうね。

 

それでは早速問題です!

クライアントが最大酸素摂取量の60%を超える運動を開始する前に、医師による健康診断や医師の監視下において最大下あるいは最大テストを必要としないのは、次のうちどのケースか?(性別/年齢/危険因子の数/疾患の有無)

1:男性/35 歳/0/低血圧 2:男性/45歳/2/なし 3:女性/35 歳/1/喘息 4:男性/45 歳/0/腰痛

選択肢

A 1&2

B 1&4

C 2&3

D 3&4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

解答:B

 

解説

 

 

この問題でのポイントは、最大下あるいは最大テストを必要としないのはどれか?の必要としないという部分がポイントです。

 

A 1&2(1:男性/35 歳/0/低血圧・2:男性/45歳/2/なし)

→2において危険因子が2個あるので、医師による健康診断や医師の監視下において最大下あるいは最大テストを必要とします。

B 1&4(1男性/35 歳/0/低血圧・4:男性/45 歳/0/腰痛)

→1.4は、共に性別/年齢/危険因子の数/疾患全てにおいて中・高と階層にチェックがかかることがないため、医師による健康診断や医師の監視下において最大下あるいは最大テストを必要としません。

C 2&3(2:男性/345歳/2/なし・3:女性/35 歳/1/喘息)

→3において、喘息という肺疾患を抱えているため、危険性の階層化が高い危険性となります。

そのため、医師による健康診断や医師の監視下において最大下あるいは最大テストを必要とします。

D 3&4(3:女性/35 歳/1/喘息・4:男性/45 歳/0/腰痛)

→3において、喘息という肺疾患を抱えているため、危険性の階層化が高い危険性となります。

そのため、医師による健康診断や医師の監視下において最大下あるいは最大テストを必要とします。

 

では、項目を整理していきます。

<危険の階層化>

低い危険性 いかなる危険性もなく、冠状動脈疾患の危険因子が0〜1 個
中程度の危険性  いかなる危険性もなく、冠状動脈疾患の危険因子が2個以上
高い危険性 ①心臓・肺・代謝系の疾患/1型/2型糖尿病/甲状腺障害

②以下の兆候が1つ以上

・心雑音・原因不明の疲労・めまいや失神・足首の浮腫・頻脈あるいは不整脈・原因不明の息切れ・下腿部の疼痛・立位での呼吸困難/夜間の呼吸困難・循環障害によると思われる顎、首、胸、腕、その他部位の痛み。

<医師が監視する体力テストの重要性>

危険性の層別 最大下テスト(中程度) 最大テスト
低い危険性 不要 不要
中程度の危険性 不要 推奨
高い危険性 推奨 推奨

 

このような形で覚えるべき表を整理していくと解答が見えてくると思います。

9章の内容は、上記の表が最も大切になってきます。

確実に暗記し答えられるようにしていきましょう。

 

今回はここまで!

次回の投稿をお楽しみに♪

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