こんにちは!
ASPトレーナースクールの元木です!
今回は栄養学を勉強していきましょう。
その中でもたんぱく質について掘り下げていきます。
たんぱく質はトレーニングしている人ならお馴染みですね。
筋肉の材料として欠かせない栄養素です。
ぜひ日々の生活にも役立ててください。
まずはこちらの問題です。
A 40g
B 80g
C 160g
たんぱく質の推奨摂取量は、身体活動レベルが高い人(普段トレーニングをしている人)であれば、体重1kgあたり1.2~2.0gを摂るのがよいとされています。なのでその範囲内であるCが正解です。
ちなみに、身体活動レベルが低い人(普段トレーニングをしていない人)であれば、体重1kgあたり0.83gがよいとされています。
また、身体活動レベルが高い人であっても、体重1kgあたり4gを超えてしまうと過剰摂取となり、健康に影響を及ぼす可能性があります。
プロテインドリンクは手軽にたんぱく質を摂取できる便利な商品ですが、飲み過ぎには気をつけましょう。
では、次の問題です。
A 8種類
B 9種類
C 10種類
アミノ酸とは、たんぱく質を構成している成分です。
自然界には約500種類ものアミノ酸が発見されていますが、人間の身体を構成しているアミノ酸はわずか20種類です。
その中でも体内で作ることのできない必須アミノ酸9種類と、体内で作られる非必須アミノ酸11種類に分けられます。
必須アミノ酸9種類は以下の通りです。
・フェニルアラニン
・ロイシン
・バリン
・イソロイシン
・スレオニン
・ヒスチジン
・トリプトファン
・リジン
・メチオニン
頭文字を繋げた語呂合わせの「フロバイスヒトリジメ」(風呂場椅子独り占め)で覚えましょう。
前述の通り、必須アミノ酸は体内で合成できないので、食事からの摂取が必要不可欠です。
一般的に、卵や肉などの動物性たんぱく質はアミノ酸が豊富でバランス良く含まれていて、小麦やトウモロコシなどの植物性たんぱく質はアミノ酸のバランスが偏っていることが知られています。とくに穀類のアミノ酸はリジンの含有量が少ないため、不足分は動物性のたんぱく質から補うとよいでしょう。
非必須アミノ酸11種類は以下の通りです。
・グルタミン
・アスパラギン
・グルタミン酸
・アスパラギン酸
・グリシン
・アルギニン
・プロリン
・チロシン
・アラニン
・セリン
・システイン
非必須アミノ酸という呼称は誤解を招きやすいですが、人間の生命活動において、むしろ必須であるからこそ体内で生成できるようになった、とも考えられます。
こちらの語呂合わせは「ぐあぐあぐあ、プロのチアはセクシー」で覚えましょう。
いかがでしたか?
たんぱく質を上手く活用して、自分の生活に役立てていきましょう。
本日はここまでです!
次回の投稿をお楽しみに!