こんにちは、ASPトレーナースクールの戸澤です🌞
今回は…
主なタイプとしては、1型/2型/妊娠糖尿病が存在します👀
どれも、インスリンというホルモンの不足や作用低下によって、血糖値の上昇を抑える働き(耐糖能)が低下してしまうため、高血糖が慢性的に続いてしまう代謝系の病気です👨🏫
糖尿病の怖さは、自覚症状のないまま重篤な合併症に進展してしまうことです🥶💦
インスリン欠乏症のことを指します。
遺伝によって発症することが多く、ほとんどの方が25歳以前に発症します。
インスリン分泌低下のことを指します。
生活習慣が原因で発症することが多く、加齢や運動不足、過食などで発症します。
インスリンの低下ではなく、妊娠中のインスリン抵抗制増加が原因で発症します。
分娩後に消失されますが、影響された母体が2型糖尿病を発症する危険性が増加します。
膵臓から分泌されるホルモンの1種です。
糖代謝を調節して、血糖値を(下げて)一定に保つ働きをしています。
糖尿病のクライアントは、治療のために処方される薬によって、エクササイズ中に低血糖を起こしやすくなります(血糖値65mg/dl以下)
発汗/頻脈/めまい/不安感/頭痛/生あくび/失神/痙攣/視覚障害/昏睡
①「低血糖かも?」→救急車の呼ぶことを念頭にブドウ糖10g(砂糖の場合は、倍の20g)を含む飲料水などで糖質を補給させてください。
※αグルコシダーゼ阻害薬を内服されている方は、必ずブドウ糖を補給させてください。
②グルコースモニターで血糖値の測定(可能の方)
③血糖値が70mg/dl以下で、低血糖の症状が出ている場合は、15gの糖質を与えます。
④再度、測定して70mg/dlを超えない場合には、再度15gの糖質を与えてください。
40歳男性。一般的なジョギングを1年間続けてきた。1型糖尿病ではあるが、医師からは運動を続けても良いと許可が出ている。
10キロのロードレース中の低血糖を予防するためには、運動前にどの方法をとっておくと最も効果的か?
A.炭水化物の摂取量を減らす
B.インスリンを腹部に注射する
C.オレンジジュースを飲む
答えはCの「オレンジジュースを飲む」です🍊
運動中の低血糖を防ぐために事前にオレンジジュースなどの、吸収の速い果糖を摂取し血糖値を上げることが最適です👍✨
回答Aの「炭水化物の摂取量を減らす」は、ロードレース中にブドウ糖を消費してしまうので、糖が不足してしまい低血糖の危険性が高くなるので最適ではないです。
回答Bの「インスリンを腹部に注射する」は、まず、有酸素運動中に筋肉への血流量が増えると、ブドウ糖がどんどんと細胞の中に取り込まれて、インスリンの効果が高まり血糖値が低下します。
そこにプラスでインスリンと注射してしまうことで、更に血糖値が低下してしまい低血糖を起こしてしまうので不正解です。
いかがだったでしょうか?
19章に関しては、根本の原因が理解できていないと解けない問題が多くなっています👀‼
「なんでだろう」と少しでも感じたら、文献などを参考に理解度を高められると素晴らしいトレーナーになれますよ🏋️♀️🔥
糖尿病は、珍しいものではなくあなたにも発症してしまう可能性のある身近な病気です👨🏫
正しい知識をつけて、ご自身だけでなく、クライアント様にも安全なセッションが提供できるようにしていきましょう🌈
今回はここまでとなります!
次回の投稿もお楽しみに!