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2021.03.07NSCA-CPT対策

NSCA 第15章 「ローテーターカフの機能」について

皆さんこんにちは✨

ASPトレーナースクールの根岸です😁

 

今回は「 NSCA15章  ローテーターカフの機能」についての問題及び解説をしていきます🤝🔥

正しいトレーニングの提供をするため、トレーナーに必須の知識になります!!

勉強を習慣化し専門的なトレーナーを目指して頑張っていきましょう💪🤩

 

それでは早速問題です🤔

問題ローテーターカフが弱化しているクライアントに必要なトレーニングは次のうちどれか?

 

A.座位で行う ショルダー・プレス

B.肘関節90°で行うエクスターナルローテーション

C.ベンチプレス

回答B.肘関節90°で行うエクスターナルローテーション

皆様は正解出来ましたか?😊

それでは、解説を行ってまいります!

まずは問題になっているローテータカフについて理解していきましょう🤝

 

ローテーターカフ(回旋筋腱板)とは🤔

・ローテーターカフとは肩甲骨と腕の骨である上腕骨をつないでいる以下の4つで構成されている筋肉の総称です🔥

回旋筋腱板(かいせんきんけんばん)とも言われており、深層にあるため肩のインナーマッスルとも紹介されることが多い筋肉です💪

ローテーターカフの作用は、肩甲骨と腕の骨である上腕骨をつないでいる関節「肩甲上腕関節(けんこうじょうわんかんせつ)」の形状は球関節に分類され、さまざまな方向に動かせる作用があります。そのため、腕を自由自在に動かすことができる筋肉です🔥

・棘上筋

・棘下筋

・肩甲下筋

・小円筋

4つのインナーマッスルはどういう機能があるでしょうか🧐

 

・棘上筋

棘上筋は、肩甲骨の上部にある棘上窩(きょくじょうか)と呼ばれる窪みから上腕骨(上腕骨大結節)にかけて付着している筋肉です!

主に三角筋と共に肩の外転(腕を体の軸から真横に遠ざける動き)動作で作用する筋肉です!

ローテーターカフの中でも最も怪我をしやすくインピンジメント症候群もこの棘上筋の炎症が深く関与しています!

 

・棘下筋

棘下筋は、肩甲骨の棘下窩(きょくかか)と呼ばれる窪みから始まり、上腕骨(上腕大結節)にかけて付着している筋肉です!

主に肩の外旋(外側に回転させる動き)、外転(腕を体の軸から真横に遠ざける動き)、水平外転(水平に後方へ移動させる動き)動作で作用する筋肉です!

 

・肩甲下筋

肩甲下筋は、肩甲骨の前側(肋骨の後側)から上腕骨(上腕骨小結節)にかけて付着している筋肉です!

主に肩の内旋(内側に回転させる動き)、内転(腕を体の軸に真横に近づける動き)水平内転(水平に前方へ移動させる動き)、伸展(関節の動きを大きくする動き)動作で作用する筋肉です!

 

・小円筋

小円筋は肩甲骨の外側(肩甲骨の外側縁)から上腕骨(上腕骨大結節)に向かって付着している筋肉です!

棘下筋と同じく肩の外旋(外側に回転させる動き)内転(腕を体の軸に真横に近づける動き)水平外転(水平に後方へ移動させる動き)動作で作用する筋肉です!

 

トレーニング種目の解説

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・ショルダープレス

上半身を鍛えるウェイトトレーニングの種目でダンベルやバーベル等を持ち上へと持ち挙げる運動で、上腕三頭筋・三角筋・僧帽筋の強化ができる種目です!

・ベンチプレス

上半身を鍛えるウェイトトレーニングの種目でバーベルを挙げる運動で、主に大胸筋、上腕三頭筋、三角筋前部の強化ができる種目です!

エクスターナルローテーション

外側に回すという意味を持つトレーニング種目で、肩関節を外旋させる作用を持つローテーターカフ(回旋筋腱板)の棘下筋を主に鍛えることができ、肩関節を外旋するローテーターカフ(回旋筋腱板)も鍛えることができる運動です!

このトレーニングを行うことでローテーターカフ(回旋筋腱板)強化ができ肩周りの怪我の予防ができる種目です!

 

上記の内容から回答はB.肘関節を90°で行うエクスターナルローテーションだと理解ができます🤩

 

問題のローテーターカフ(回旋筋腱板)が弱化してしまうとどうなるのか??

ローテーターカフ(回旋筋腱板)が弱化してしまうとインピンジメント症候群になってしまいます😖

 

インピンジメント症候群とは🤔

肩関節外転時に、痛みや引っかかりを感じ、それ以上に挙上ができなくなる症状の総称です!

肩を挙上する時、あるいは挙上した位置から下ろしてくる時、ほぼ60°〜120°の間で特に強い痛みを感じることがあります。

上腕を外転する過程で、上腕骨と肩峰の間に腱板の一部や肩峰下滑液包などが挟み込まれ、繰り返して刺激が加わると滑液包に浮腫や出血が起こります。

肩を上げていくとき、ある角度で痛みや引っ掛かりを感じ、それ以上に挙上できなくなる症状や、肩関節の上の方で骨と骨がぶつかったり、肩関節の中で筋肉などが挟まったりすることで生じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インピンジメント症候群の原因の一つとして、棘上筋(肩関節の安定性を保つ働きを果たしている筋肉)の損傷が一因となる場合があります!

ローテーターカフ[棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋]の中で、極上筋は最も傷害を受けやすい筋肉の一つです!

肩関節外転動作の際に、三角筋(アウターマッスル)と棘上筋(インナーマッスル)のバランスが崩れると、上腕骨と肩甲骨の間にストレスや痛みを生じます!

この時に、棘上筋が上腕骨と肩甲骨の間に挟まれて傷害が起きてしまうことです!!

 

※パーソナルトレーナーは

お客様の安全」を守る上でも知識は重要になります!

しっかりと予習・復習をし、お客様へ最適なエクササイズの提案を出来るよう精進していきましょう!

 

本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました😊

次回のブログもお楽しみに〜🤩🔥

 

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