こんにちは!
ASPトレーナースクールの西川です!!。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
NSCA取得の為には筆記試験の他に、CPR(心肺蘇生法)の講習会への参加も必要です。
理由としては、トレーニング指導中に発生した不測の事態に適切な対応をする力が必要だからです。
今回は、実際の現場でも発生しやすい『熱中症』についての問題を用意しました。
NSCAの教科書にはありませんが、本試験で出てくる可能性があるのでしっかりと理解しましょう!
それでは問題です!
まずは『労作性熱中症』について正しく理解しましょう!
労作性熱中症とは、「労働によって作られた熱が体内に残る症状」の事を指します。
暑熱環境下において、身体活動で生まれた熱を体外に放出することが出来ず、めまいや頭痛などの症状を引き起こします。
主に水分不足によって運動時でも汗が出せず、熱を体内に留めてしまう事が原因です。
特に高齢者・乳幼児・運動不足・肥満の方は体温調整が上手く出来ず、熱中症になりやすいと言われています。
A〜Cの選択肢を再度確認していきましょう!
頭を心臓よりも高くする事で、脳に送られる血液量を減らす事が出来ます。
こちらの対処法は、頭部からの出血を抑えることが目的なので熱中症の対応としては不適切です。
よって『A』は不正解です。
冷却活動によって、体内の温度を下げる事が出来ます。
特に腋窩・頸部・鼠径部を冷やす事で熱が下がりやすくなります。
熱中症は体内の熱を外へ出せない事が原因なので、強制的に熱を下げる対応が必要です。
よって『B』が正解です。
横向きに寝かせて安静にすると、血液循環を向上させる為、身体の負担を減らすことが出来ます。
勿論、熱中症の際も安静にした方が良いのですが、体内の熱を出す事が出来ないので適切な対応とは言えません。
よって『C』も不正解です。
如何でしたでしょうか?
我々トレーナーは主に運動指導をする事がお仕事ですが、不測の事態に適切な対応をする力も必要です。
熱中症の知識はNSCAの本試験でも出題されやすいだけでなく、現場目線でも非常に大切です。
NSCAの資格試験を通じて実践的な力を身につけていきましょう!
他にも熱中症予防の為に、適切な水分補給の指導が大切です。
具体的な量についてはNSCAの授業でやりましたね!!
わからない場合は、『栄養学』を復習しましょう!
次回の投稿もお楽しみに!
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