みなさんいかがお過ごしでしょうか?
ASPトレーナースクールです!
本日はNSCA12章の内容に関する、運動前におけるw-upの効果について確認していきたいと思います!
それでは早速問題です!
Q. 受動的w-upに不適切なものは次のうちどれか?
正解:a
さてみなさん、正解できましたか?
正解した人も、不正解した人も今一度内容について確認してみましょう!
まずは、w-upには何種類あったでしょうか??振り返りましょう!!
① 受動的w-up (ホットパック、温かいシャワー、マッサージ)
② 一般的w-up (ジョギング、サイクリング、縄跳び)
③ 専門的w-up (各活動における実際の動作)
不適切であったダイナミックストレッチは、②の一般的w-upの一つです。
②一般的w-upは大筋群における基本的な活動、つまり身体を自ら動かして体温をあげていきます。
②一般的w-upに比べて①受動的w-upは疲労することなく行える活動、つまり外部から身体を温めるようにします。
③専門的w-upは実際の活動でのw-upなので、例えば、ベンチプレスのメインセットに入る前に軽い重量で行うことです。
受動的w-upを実際に行っている人は少ないイメージがあると思いますが、アスリート選手やウィンタースポーツを行う方はよく取り入れています。
それではw-upの効果を見ていきましょう!
〈w-upの効果〉
・筋肉の血流増加
・筋温の上昇
・筋粘性の低下
・神経受容体の感受性向上
・神経伝達速度の向上
・エネルギー消費率の低下
身体が温まることと、脳と身体が活動的になるということを当てはめれば効果に繋がりますね!
〈行う順番〉
①受動的w-up→②一般的w-up→③専門的w-up
今からサッカーの試合に出場する人が直前にシャワーを浴びないですよね!
段階的に身体を温めていくことを覚えましょう!!
〈時間〉
①受動的w-up・②一般的w-up(10分) ③専門的w-up(5分) 合計15分
w-upは体温を上げて身体を温める(warm)事と心拍数や血流量をあげる(up)事が大切です!
筋肉や関節も温まることで関節可動域が広がり怪我を予防したり、心拍数と血流量を徐々に上げていくことで心臓や肺の急激な負担を避けることができます。
いかがでしたでしょうか?
筋肉の温度の上昇や血流量増加することで、傷害の予防やパフォーマンスの向上など多くの効果がありましたね!
怪我をする前に、今一度w-upの大切さを理解しましょう!!
もちろんトレーニング後のストレッチも大切ですね!!
スポーツやウェイトトレーニングを行う前後の5~15分にw-upを取り入れるだけで、その日のウェイトトレーニングや、スポーツでのパフォーマンスが向上します!
挙上重量や試合の結果が変わるかもしれませんね!
是非試してみてください!
それではまたお会いしましょう!