こんにちは！☀️ ASPトレーナースクールの髙橋です！
今回は…
NSCA対策〜13章 構造的エクササイズ〜
「バルサルバ法（怒責）」についてお話していきます❗️❗️
（１）バルサルバ法とは
いきむ動作により呼吸が止まり、自律神経のうち副交感神経が緊張します。
それと共に、血圧が上昇・心拍数が増大し筋力も通常よりも大幅に高まる生理的現象を用いたものです！
もう１つ忘れてはいけないのは、最大呼吸量の80％まで息を吸い込むことで腹腔内圧を高め、そこで１〜２秒間息を止めると脊柱の安定性を増大させる効果があります🤩
簡単に言えば…火事場の馬鹿力！！
ちなみに、イタリアの解剖学者であるアントニオ・マリア・バルサルバ氏にちなんで命名されたそうです💡
（２）トレーニングの活用方法
構造的（ストラクチュアル）エクササイズにおいて使用されます。
構造的（ストラクチュアル）エクササイズ とは、体幹（脊柱）に 圧迫負荷、剪断的負荷がかかるエクササイズで、 主にスクワットやデットリフトなどの種目が代表的です 💁♀️
通常の筋力トレーニングにおいてはコンセントリックの局面で体を安定させる為、息を吐いてお腹の中心を収縮させますが、上記のような構造的トレーニングは重量が重くなると、圧迫負荷と剪断負荷が増大するため脊柱が重さに耐えられなくなります💦
つまり、息を吐いて体の中心を固めるレベルでは耐えられなくなった時、さらに体幹の固定力を向上させるのが
「バルサルバ法！！」なのです🔥
（３）メリットとデメリット
バルサルバ法には良い点と注意が必要な点がありますので確認してみましょう👍
まず、メリットは、通常の呼吸法より体幹が安定する為、パワー系の種目や極限の重量への挑戦ができます🙌
脊柱が、圧力や負荷に負けないくらい安定した状態というわけですね💪
※高強度の場合は、ウェイトベルトを使用しましょう
デメリットは、失神や急激な血圧の上昇を引き起こす危険性があるということです😱
バルサルバ法を用いる時には、高負荷の環境にあるわけですから、その高い圧力に対抗して血液を送り出さなければいけないため心臓にも負担がかかってしまいます🥺
その結果、徐々に血管の壁が厚くなり、将来的に心筋梗塞などを発生させやすい状態になるのです🙅♂️⚠️
では、ここで問題です！
a,スクワット
b,ベンチプレス
c,ラットプルダウン
🧐🤔🤨❓
答え：a,スクワット
【解説】
バルサルバ法は、構造的（ストラクチュアル）エクササイズにおいて推奨されます💡
体幹（脊柱）に圧迫負荷がかかるスクワットは構造的（ストラクチュアル）エクササイズに該当します！
⚠️ベンチプレスは圧迫負荷のかかるスクワット、剪断負荷のかかるデットリフトとともにBIG３の１つではありますが、ベンチプレスにおいては、脊柱に対して上記のような負荷がかからない種目の為、構造的（ストラクチュアル）エクササイズに該当しません👀
今回はNSCA対策〜13章 構造的エクササイズ〜バルサルバ法（怒責）についての解説でした！
メリットとデメリットがあることもしっかりと理解をしましょう！！
次回もお楽しみに♪😊
最後までありがとうございました！🌈
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