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2021.12.02NSCA-CPT対策

NSCA13章〜補助のテクニックについて〜

みなさんこんにちは!

ASPトレーナースクールの田中です!

 

今回は13章で出てくる補助についての問題を解説をします!

トレーニングを安全に提供するためにもトレーナーの補助は必要です!

 今回はトレーニングの補助の中でも補助をする際の具体的なテクニックについての問題をご紹介させていただきます!

 

では問題です!

 

Q.ベンチプレスの補助の映像が流れる。補助者は立位で、実施者の手と手の間のシャフトを肩幅程度で持ち、スピネイティッド・クローズド・グリップで補助をしている。このエクササイズの補助で修正すべき点はどれか? 

A.グリップ幅を広くする

B.グリップ幅を狭くする

C.オープングリップで行う

D.グリップの持ち方をオルタネイトに変える

 

正解は・・・

D.グリップの持ち方をオルタネイティッドに変える です!!

みなさん、正解できましたか?

 

早速、解説していきたいと思います!

まず、「A.グリップ幅を広くする 」「B.グリップ幅を狭くする」ですがNSCAではグリップ幅はクラアントの手と手の間(内側)を持ちます!

※実施者の手と手の間(内側)を持ていない場合は、​外側を持つ場合もあります(トライセップスエクステン​ションなど)​

​今回の問題文を見てみると「実施者の手と手の間のシャフトを肩幅程度で持ち」という文章があります!

なのでAとBの選択肢は今回は修正するべき点ではないです!

 

次に「C.オープングリップで行う」

オープングリップ​とはサムレスグリップとも呼ばれるグリップです!​

下の写真のように親指を外した状態でバーベルやダンベルを握った状態になります!

オープングリップに対し親指を閉じた状態で握り込む状態をクローズドグリップ(サムアラウンドグリップ)と呼びます!

このオープングリップは親指が外れているためクローズドグリップに比べてグリップ力が弱く、ウェイトを滑り落とす危険性があります!

NSCAは安全第一を大事にしている資格になります!そのため危険性のあるオープングリップはNSCAでは非推奨になります!

非推奨になる為、修正するべき点ではありません!

 

 

最後に「D.グリップの持ち方をオルタネイトに変える」

オルタネイトグリップとは片手が順手、片手が逆手と、左右別々で持つグリップです!

最もグリップ力が強く重さを持てるグリップなので、デッドリフトやバーベルを補助する時によく使われます!

そのためNSCAではオルタネイトグリップを使用しバーベルを持って​補助を行います!​

問題文には「スピネイティッド・クローズド・グリップ」と書いてあります!

補助をする時にはオルタネイトグリップで行いたいので今回はDが修正するべき点になります!

まとめ

今回は実際に補助をする際のトレーニングのテクニックについて学びました!

ポイントは以下の3つです!

1.グリップはクローズドグリップで握る!

2.グリップ幅は実施者の手と手の間(内側)を持つ!

3.グリップはオルタネイトグリップで握る!

今回は補助のテクニックについて解説しましたが、その中でもバーベルの補助にについて解説しました!

次回もお楽しみに!

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