こんにちは!
ASPトレーナースクールです^^
今回は18章『妊婦に対するトレーニング指導』
についての問題及び解説です!
A:妊娠した時点から
B:妊娠4週目以降
C:第Ⅰ期を過ぎた時点から
D:第Ⅱ期を過ぎた時点から
ストラクチュアルエクササイズで高重量のものを扱う際に、使用することができる呼吸法です!
脊柱の安定性を高める為に、1~2秒以内のバルサルバ法が有効的です。
それ以上のバルサルバ法を使用してしまいますと、目眩や急激な血圧上昇が起きてしまいます。
<解説>
結論から言うと、妊娠中は腹部と骨盤底筋への過剰な圧力は避けるべきだからです!!
バルサルバ法を使用すると
①息をこらえることで、腹腔内圧が高まり静脈環流量が減少。
②1回拍出量が低下し、血圧が一過性に下がり頻脈となる。
③息をこらえて解放すると、一気に静脈血が心臓に戻り一回拍出量が増大して、頸動脈洞圧が上昇し迷走神経が刺激される。
④一時的に心房ブロックが起こり、徐脈になる。
という以上の理由により、妊婦は妊娠した時点からバルサルバ法を使用することは禁忌となります。
妊婦のクライアントがご入会される可能性は低いですが、既存のクライアントが妊娠をした際には知っておかなければなりません!
それではもう一問!
A:マシンチェストプレス
B:ダンベルフライ
C:ラットプルダウン
D:自重でのスクワット
まず妊婦に対して、妊娠3ヶ月目以降は仰向けのエクササイズは避けなければなりません。
何故かと言うと、仰臥位の状態ですと、大動脈と大静脈が圧迫されて貧血に陥りやすいからです
図で表すとこのようになります。
その為、トレーニングにおいても妊婦の期分けを理解することは非常に重要となります!!
ちなみに妊娠の期分けは、以下の通りになります
・妊娠初期:妊娠発覚〜3ヶ月
・妊娠中期:3ヶ月〜6ヶ月
・妊娠後期:6ヶ月以降
身近な人や自身が妊娠をすると、どうしても胎児を気遣って安静にされていらっしゃる方が多いのですが、妊婦さんの最大の力の発揮場所は、出産時です!
妊娠されている間、10ヶ月間ほど体を動かさずに過ごしてしまいますと、筋力が低下してしまい、出産時に分娩に時間がかかってしまうことで母体と胎児にも影響がでてしまいます。
NSCAの本試験でも、頻出される問題ですので、しっかりと勉強していきましょう!
本日はここまで!
次回の投稿もお楽しみに!
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