NSCA19章〜摂食障害〜
こんにちは!パーソナルジムASPIの加塩です!
ご覧いただきありがとうございます!
今回は、NSCA第19章の試験対策について解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください!
最近は蝉の声も聞こえてきて、夏本番シーズンですね!そしてSNSも映えるシーズン!
「そろそろ減量しないとやばい!」「今日から1食しか食べない!」
など思っている方、もしかすると身近にいらっしゃるのではないでしょうか?
SNSが普及している昨今では、容姿や体重に対する”こだわり”や”コンプレックス”が顕著になっているように思います。
この”こだわり”や”コンプレックス”が過剰になり、問題になっているのが”摂食障害”です。
”摂食障害”とは、簡単に言えば、体重や容姿に対する偏見が酷く、異常行動に走ってしまう障害の事です。
実際、このような状況を鑑み、NCSAではこの”摂食障害”に関する記述も最近増えてきました。
出題傾向で言うと、新しい分野になりますので、ぜひチェックしておきましょう。
では、NSCAの”摂食障害”に関する問題を見ていきましょう!
a. 過度の運動 b. 体型に関する過剰な関心 c. 不整脈 d. 5kg以上の体重の変動 e. 冷気に対する過敏
☆ポイント1:神経性過食症の兆候は?
☆ポイント2:食欲不振が続くと体はどうなる?
答)↓↓↓↓↓
e.冷気に対する過敏
解説)
ポイントを押さえていれば答えが導き出せる問題なので、上記二つのポイントを解説していきます!
☆ポイント1:神経性過食症の兆候
・自己誘発嘔吐(口内に指を突っ込んだりして強制的に嘔吐すること)
・過度な運動、体型に関する異常な関心
・下剤、利尿剤、浣腸の乱用
・口腔内裂傷、下痢、倦怠感
・不整脈、胃の破裂、電解質異常
上記のポイントを押さえていれば、a,b,cは該当しないことが分かります!ちなみにdに関しては双方とも該当しません!
NSCAではこの様な”それっぽいひっかけ”が時々紛れているので注意しましょう!運転免許の試験と同じですね!
☆ポイント2:食欲不振が続くと体はどうなる?
そもそも食欲不振症の特徴を覚えていれば分かる問題ですが、暗記ばかりだと頭がパンクしてしまうので、問いに対して、理由づけて答えを導き出す様な、違う視点で見ていきましょう!
食欲不振が続くと、体重が過度に減少します。すると、脂肪や筋肉も減少します。
脂肪や筋肉が落ちることによって起こる弊害は、選択肢のうちどれに当てはまるでしょうか?
脂肪や筋肉が減少すると、代謝が落ち、熱(エネルギー)を生み出す力も落ちてしまいます。
そう、つまり、冷気に弱くなる=冷気に敏感になるということになります。
なので、答えは”e.冷気に対する過敏”ですね!
終わりに
食欲不振は確かに体重は落ちますが、心身に害を及ぼしてしまうので、決してダイエットではないということは必ず覚えておきましょう!
ダイエットはそもそも習慣を正すことが目的ですので、寧ろ真逆の行為である上、食欲不振は精神的な病を患っている状態でもあります!
また、これは先述したように、一種の”疾患”でもあるため、過食に対し「そんなに食べるから太るんだよ!」という様な声がけは厳禁です!
それは本人が痛いほど分かっているので、疾患の一種だという理解を忘れずに、優しく寄り添いながら、健康的な習慣を少しづつサポートしてあげることが必要です!
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