News&Topics

ニュース・トピックス

2021.04.30NSCA-CPT対策

NSCA3章 〜トレーニングの短期・長期的効果〜

こんにちは!ASPトレーナースクールの松尾です!✊

 

本日は、、、

NSCA対策 〜トレーニングの短期・長期的効果〜について

 

まずは問題を解く前に、トレーニング効果の2つについてお話しいたします。

トレーニング効果には、短期的効果長期的効果の2種類が存在いたします。

短期的効果とは、トレーニング中あるいは直後に神経系、筋肉系、内分泌系で起こる変化

長期的効果とは、トレーニングを続けた結果に起こる身体の構造と機能の変化

のことです。

 

そして効果に続き、トレーニングにも2種類あります。

それが、レジスタンストレーニング有酸素トレーニングの2種類です。

それぞれに短期的効果と長期的効果が存在しており、パーソナルトレーナーになるためにはこれらを全て理解しておくことが必須となります!

さて、それでは問題を解いていきましょう!🏃‍♂️

 

 

問:短期的なレジスタンストレーニングによる神経系の反応として正しいものはどれか?(複数回答可)

A.発火頻度の増加

B.共収縮の低下

C.ATP貯蔵量の増加

D.運動単位動員数の増加

 

 

答:A,D

 

皆さんは正解できましたでしょうか??

一つずつ、解説を行っていきます

 

A.発火頻度の増加⭕️

発火頻度というのは、単位時間あたりの活動電位数の事を指します。

はい、皆さんの反応は画面越しからでも伝わります。よく分からないですよねww

もう少し分かりやすくすると、脳から筋肉へ伝わる電気量(情報量)のことだと思って下さい。

 

重い重量を持ち上げる時、脳から電気(「持ち上げろ」という情報)がたくさん筋肉へ送られます。

それに神経が反応して重たいものを持ち上げることができるのです!

これは、トレーニング実施中に起こる反応である為、短期的反応と言えます。

 

B.共収縮の低下❌

共収縮とは、主働筋と拮抗筋の同時収縮の事を指します。

簡単にいうと上腕二頭筋を鍛える、バイセップスカールをしているのに上腕三頭筋が疲れてしまうという事です。

一見、そんなこと起こり得るの?という感じですが、これはトレーニング初心者の誰もが通る道であると言えます。

初めてスノーボードをした翌日、全身に筋肉痛がきた経験はありませんか?

あれはまさしく共収縮が起きていたと言えます。

 

要は力の入れ方が分かっていないので、全身に力が入ってしまっている状態であると言えます。

この状態のままだと上手く雪の上を滑ることはできませんよね🏂

でも長く練習を続けていくとどこに力を入れておけば良いか、ここは力を抜いても良いということが分かってきますよね!

それは筋トレでも同じことです🏋️‍♀️

共収縮が低下するということは、力の入れ方が分かってきているということ。

これはトレーニング中に改善はしていかず、トレーニングを長く続けていくことで培われるものとなります。

その為、これはレジスタンストレーニングの長期的効果に該当します。

 

C.ATP貯蔵量の増加❌

ATPというのは、エネルギー源の事です💥

人間はこのATPを使って体を動かしたりしています。

このATPの貯蔵量が上がるということは、体力が上がるのと同じなのです。

トレーニング中に体力は上がらないですよね!

その為、こちらは長期的効果であると言えます。

 

D.運動単位動員数の増加⭕️

運動単位というのは、一つの神経細胞が支配する筋繊維の数のことです。

この運動単位は、大きい力を発揮しようとすればするほど支配する筋繊維の数が増えていきます。

レジスタンストレーニングの最中は、大きな力を発揮することが多いですよね!

なのでこちらは、短期的効果であると言えます。

 

 

まとめ

今回の内容は、如何でございましたでしょうか?

トレーニングの短期・長期的反応を理解することで、お客様のお体の内面的な変化に気づくことが増えていきます。

内面的な変化にも気づけることでお客様のモチベーションを多方面から支えることができます。

 

お客様の外見の変化を出してあげたり気づいてあげることも大事ですが、内面的な変化を出したり気づいたりすることができるトレーナーになりましょう!

 

本日はここまで!

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!

 

 

————————————————–————————————————–

NSCAを受講するなら、マンツーマン指導で合格に導くASPトレーナースクール!!

先ずはページ下記のフォームから、無料体験!!

R Related Articles

関連記事

N New Articles

新着記事

まずは「無料説明会」から!

※カウンセリング・体験授業・カリキュラムのご紹介を行わせていただきます。