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2021.05.15NSCA-CPT対策

NSCA8章〜パーソナルトレーナーのための運動心理学〜

みなさん、こんにちは!

ASPトレーナースクールの元木です。

最近はめっきり暖かくなってきて、ぽかぽか陽気ですね。

夏に向けてダイエットするには絶好のタイミングでしょう。

そのためには適切な目標の設定が大事です。

今回はそんな目標設定についての問題です!

 

 

成果目標の具体例はどれか?

A.1分間に60回シットアップを行いたい

B.今夜寝る前に食事をしないよう最善を尽くしたい

C.ベンチプレスで友人よりも重い重量を挙げたい

D.体脂肪率を4.5kg落としたい

答え C.ベンチプレスで友人よりも重い重量を挙げたい

成果目標とは、ほとんどコントロールできない目標のことです。

目標は、クライアントが自己コントロールできるレベルに応じて、

過程目標、パフォーマンス目標、成果目標に分類することができます。

 

過程目標はクライアントが確実に自己コントロールできる目標です。

成果目標はほとんど自己コントロールできない目標です。

パフォーマンス目標は自己コントロールに関して過程目標と成果目標の中間に位置する目標です。

 

友人が挙げる重量はコントロールできないため、正解はCになります。

 

まずは、コントロールできる目標を短期的目標に設定し、連続的な成功感や有能感を高めることでトレーニングを継続することができます。

そして、中期的な目標を経て、コントロールが難しい長期的目標へと進むことができます。

SMARTの法則

ここで、目標設定の要点を表す「SMART」の法則を紹介します。

Specific 具体的か

Measurable 測定可能か

Action oriented 行動に基づいているか

Realistic 現実的か

Time bound 期限が明確か

これらに沿って目標を設定すれば達成しやすくなります。ぜひ活用していきましょう。

ビジュアライゼーション

ビジュアライゼーションも大切な要素です。

ビジュアライゼショーンとは、脳のメンタルイメージの描写力や再現能力を利用するもので、

クライアントは肯定的な感情を引き出すことができます。

ここでは3つの簡単なビジュアライゼショーンのトレーニングを紹介します。

 

過去の成功をイメージする

実際に経験した自分の優れたパフォーマンスを思い描くことで、実際に達成したのと同じように確信を強化できます。

 

達成するはずの成功をイメージする

たとえ達成せずとも、想像力によって、すでに達成したかのように成功の映像をつくり出すことができます。

 

価値をイメージする

目標が達成されたときの成果や有意義な結果を思い浮かべることによって、目標を達成したいという意欲を高めることができます。

まとめ

目標を達成する上で、その設定方法が重要です。

目標は、具体的で、測定可能で、行動に基づくものであり、現実的で、期限を定めたものでなければなりません。

さらに、メンタルイメージやビジュアライゼーションによって、より達成しやすいものになるでしょう。

 

今回はここまで!

次回の投稿をお楽しみに!

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